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コニカミノルタ「改善のチャンスは午前のウォームアップのみ」
インテリマーク編集部
2006年9月16日

今回の3連戦にかけるコニカミノルタ・ホンダ・チームと玉田誠選手は、オーストラリアGP2日目の予選を11番手で終えた。この日の玉田選手は日曜日のレースで使用するタイヤの選択を集中的に行ったようだ。
写真
午後の予選では予選タイヤを使用し、午前のフリー走行時のタイムを約2秒上回る1分30秒132の自己ベストタイムでセッションを終えた玉田選手は、翌日の決勝を4列目からスタートする。

■モンティロン「午前のウォームアップしか残りのチャンスがない」

コニカミノルタ・ホンダのチーム責任者であるジャンルカ・モンティロンは、玉田選手は予選が近づく過程でプレッシャーを感じており、それが本来の走りを制限する要因になっているのではとコメントしている。

「今日はいい決勝グリッドの獲得を狙ってミシュランの予選タイヤを使用しましたが、明日は4列目からのスタートになりました。」とモンティロン

「今回の4つのセッションには奇妙な感じがしています。特に今日はレースに向けてのセッティング改善が進んでいませんし、マコトがもっと鋭い走りをできるような最後の調整を、明日のウォームアップでやる以外に方法がなくなりました。」

「予選が近づくにつれ、マコトがどんどん緊張していくようで残念です。彼の本来の力を妨げる原因はそこにある筈です。」

■玉田選手「まだ問題は解決できない」

写真玉田誠選手は、2日目は初日よりもグリップ不足に悩まされており、根本的な問題解決には至らなかったと語る。

「今朝は最初からグリップがなく、コーナーでのトラクション不足に悩まされましたが、多分これは午前中の路面状況の違いのせいだと思います。」と玉田選手

「タイヤの種類をいくつか変えてみたり、リアのサスペンションと電気系統についても調整しましたが、問題は解決できていません。」

「この問題のせいで、第2区間と第4区間にある高速ロング・コーナーで、攻めの走りをするのが難しい状態です。」


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