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2006年9月16日
フォルツナ・ホンダ・チームの2名のライダーは、明日の9月17日のオーストラリアGPを3列目7番グリッドと5列目14番グリッドからスタートする。
■マシンと予選タイヤのマッチングに苦しんだフォルツナ勢
オーストラリアGP2日目のこの日、フォルツナ・ホンダ勢はレース用のマシン・セッティングに集中し、バイクの感触を改善する事に成功したが、午後のセッションでは予選タイヤの性能をフルに活用する事ができず、期待したグリッド位置の確保には至らなかったようだ。
現在ランキング5位につけるフォルツナ・ホンダのマルコ・メランドリは、予選で1分29秒949の好タイムを記録しているが、8名のライダーが29秒台を出した混戦の中での順位は7番手だ。
メランドリのチームメイトのトニ・エリアスは、午前のフリー・プラクティス3では、1分30秒366のタイムを記録し4番手につけたが、午後の予選では午前のタイムを更新する事ができずに、14番手(1分30秒498)でフィリップ・アイランドでの予選を終えた。
■メランドリ「3列目から表彰台を狙う」
予選タイヤの使用時にタイムが伸びず、決勝グリッドを3列目に下げた事を残念がるマルコ・メランドリだが、フィリップ・アイランドでは表彰台の可能性は十分にあると、日曜日のレースに向けての自信を示している。
「今日はバイクの重量配分の改善に取り組み、特にフロントまわりの感触を改善しました。」とメランドリ。
「高速コーナーで自信を持つには、まだサスペンションの調整が必要ですし、ラップタイムを左右するコーナリング時のトラクションもあと少し必要です。」
「妥当なレベルのペースはつかめていますが、残念ながら予選タイヤではコンマ数秒をロスしてしまい、明日のスタートは3列目からになってしまいました。明日のウォームアップでもいくつか調整作業は続ける予定です。」
「このコースは最後までバトルが続きますから、まだ表彰台を狙って戦う自信はあります。去年の例でも、あの時は8番グリッドからスタートして表彰台を争いましたし、結果は4位でしたからね。」
■エリアス「ペースは問題ないので、いいグリッドが欲しかった」
2日目は午前中のフリー走行における4番手タイムを記録し、マシンの改善状況を喜ぶトニ・エリアスだが、チームメイトのメランドリと同様に、予選タイヤでは十分なタイムを刻む事ができなかった。
トニ・エリアスは、翌日の決勝ではスタートを成功させて、ポジションを挽回したいとコメントしている。
「バイクの感触は昨日と比べて大変良くなりましたし、大きな進歩があったと思います。」とエリアス。
「走行ペースも申し分なくなりましたが、レースタイヤ用に調整したセッティングでは予選タイヤを最大限に活用する事ができませんでした。」
「明日はマレーシアの時のようにスタートを成功させたいですね。ここのコースは好きですし、得意なつもりですが、本当はもっと高いグリッドが欲しかったです。」
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