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ヘイデン「予選タイヤも気分も最高」
インテリマーク編集部
2006年9月16日

ラグナ・セカでの勝利の後、前々回のブルノとセパンでは年間タイトルを争うライバルたちに前を走られ、悔しい表彰を見せていたレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンは、本人の大好きなオーストラリアのフィリップ・アイランドの予選でポールポジションを獲得した。
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■ミシュランを履くヘイデンがポールポジションを獲得

ブリヂストンタイヤ勢が圧倒的有利に立つと思われたオーストラリアGPの予選だが、1列目を獲得したのはミシュランを履くレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデン、ブリヂストンタイヤを履くカワサキの中野真矢選手、ヘイデンと同じくミシュランタイヤを履くキャメルヤマハのバレンティーノ・ロッシの3名だった。
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カワサキを除くブリヂストン勢は全て予選タイヤに苦しみ、順位を10番グリッド以降に大きく落としている。

■ペドロサの右ひざの経過は順調

また、ヘイデンのチームメイトであるレプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、セパンで傷ついた足に苦しみながらの4列目10番グリッドを獲得している。幸い4針縫った右ひざの経過は良く、感染症を引き起こす事もないようだ。体調はマレーシアの時よりも回復しているという。
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■ヘイデン「予選タイヤが最高だった」

ミシュランの予選タイヤが最高だったと喜ぶニッキー・ヘイデンは、まだレースに向けてのセッティングについてはいくつか課題があるとコメントしている。

「いいラップタイムが刻めましたし、ポールが取れて本当に良かったです。ミシュランの予選タイヤの調子はすごく良くて、タイムアタックをした1ラップ中のバイクの調子も最高でした。」とヘイデン
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「スロットルは自分の好きなだけ激しく開ける事ができましたし、本当に楽しかったですよ。予選ではいいグリッドが確保できた事にすぎないのは分かっていますけどね。」

「タイムアタックを開始したタイミングはあまり良くなくて、最後の予選タイヤが使えない状態でしたから、その周回でいいタイムを出さなきゃいけない状況でした。」

「レースに向けてのペースには少し苦しんでいます。トラクションがあまり得られないのでバイクのセッティングを全て変更し、グリップの確保とホイールスピンが起こらないように調整しています。」

「いずれにしても速いラップタイムを記録するのは気分がいいですよ。でも、明日の27周も楽しめるようにするには、まだ作業がいくらか残っています。」

■ペドロサ「タイヤの選択はこれから」

この日はバイクのセッティングを中心に行ったというダニ・ペドロサは、翌日のレースの結果については何も予測できないと述べ、できる事なら痛み止めを使いたくないとコメントしている。

「今日はバイクのセッティングに集中しました。バイクの感触が今までの自分の好きなものと違ったんです。」とペドロサ
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「10番グリッドは最高とは言えませんが、今週の他のセッション中の15位よりはずっといいです。」

「予選タイヤではとても激しく攻めたつもりですが、全ての周回で第1区間のタイムが悪かったんです。レースに向けての課題はそこです。バイクのセッティングは悪くはありませんが、レース用のミシュランタイヤの選択はこれからです。」

「明日の事は全く分かりませんので、どのくらいの走りができるかまだ分かりません。それに痛み止めがいるかどうかもまだはっきりしないんです。あまり使いたくはありませんが、多分いるんでしょうね。」


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