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フィリップ初日、メランドリ「まわりとの差は大きくない」 |
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2006年9月15日
多くのライダーが低温路面に苦しんだフィリップ・アイランドでのオーストラリアGP初日、フォルツナ・ホンダのマルコ・メランドリは初日の2回のフリープラクティスにおける総合順位7位という、まずまずの滑り出しを見せた。
その一方で、メランドリのチームメイトのトニ・エリアスは、この日は低温路面でのリア・タイヤのグリップ不足に苦しみ、総合16番手という苦しい順位で初日を終えている。
■メランドリ「まわりとの差は大きくない」
初日総合7番手となる1分30秒863を記録したマルコ・メランドリは、基本的にはバイクに好感触を得ており、1日目はレースタイヤの選択に多くの時間を費やしたようだ。
翌日はバイクのバランス調整を行い、あまり離れてはいない上位のライダーとの差を2日目には縮めたいと、メランドリはコメントしている。
「マレーシアの気温40度の世界から、一気にフィリップ・アイランドの気温15度の世界に飛び込みました。」とメランドリ。
「ここはいい思い出の多いサーキットですので、戻って来られて嬉しく思います。」
「今朝はバイクの調子がすごく良かったんですが、午後にはそのタイムを更新できませんでした。今はレースに向けてのセッティングに集中していて、ミシュランと一緒にたくさんのタイヤを試しています。」
「そんなにトップから離れてはいませんが、もう少しバイクのバランス調整は必要です。いまだにブレーキング時のフロントタイヤの挙動には苦しんでいます。特にコーナーの進入時ですね。」
「まわりの連中との差はそんなにありませんので自信はあります。午後には予選タイヤを使ったライダーも何人かいるみたいですし。」
■路面温度の影響でリアのトラクション不足に苦しむエリアス
初日の自己ベストタイムを1分32秒034で終え、総合16番手に低迷したトニ・エリアスは、この日は低温路面でのリアのトラクション不足に苦しみ、シャシーとサスペンションの調整を中心に作業を進めている。
翌日はミシュランタイヤのスタッフと共にこの問題を解決し、タイムを改善したいとエリアスは語る。
「今日は自分たちにとっては難しい1日になってしまいました。」とエリアス。
「抱えた問題を解決しようとシャシーやサスペンションのセッティングを真剣に行いましたが、またリアタイヤのトラクションが十分に得られていません。」
「路面温度の低さが解決を遅らせている原因ですね。明日はミシュランとチームで問題を分析し、タイムを改善できるようにするつもりです。」
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