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2006年9月15日
オーストラリアGP初日のフィリップ・アイランドでは、ブリヂストン・タイヤを履くカワサキとドゥカティーの4名が初日のフリープラクティス総合トップ5の中に入るという躍進を見せている。
■初日はマシンの調整に苦しんだスズキ勢
その一方で、もう1つのブリヂストン勢のリズラ・スズキ・チームは、初日はマシンのセッティングが見つからずに苦しみ、ジョン・ホプキンスが総合12番手タイムの1分31秒496、ホームGPを迎えたクリス・バーミューレンは14番手タイムの1分31秒846を記録するにとどまっている。
期待通りに進まなかったオーストラリアGPの一日目を残念がる2名のライダーだが、ブリヂストンタイヤには好感触を示しており、2日目のマシンのセッティング改善に向けては自信を示している。
■ホップキンス「グリップはいいから後は走って調整」
タイヤのグリップには自信を示すジョン・ホプキンスだが、この日はバイクの感触が良くなかったようだ。明日に向けてチームと解決案を見つける自信はあると、ホプキンスはコメントしている。
「今日はグラプリのレースウイークで最高の初日ではないと断言できます。」とホプキンス。
「ブリヂストンが頑張ってくれているのでタイヤのグリップは申し分ありません。問題はバイクの方ですし、何点か調整すべき点が残っています。」
「もう少しコーナリング性を良くしなきゃいけませんが、明日に向けてスチュワートやチームの仲間たちと相談すれば、解決策が得られる筈です。」
「グリップがいいのは間違いないんですよ。だから後は走って調整を進めりゃ何とかなりますよ。」
■バーミューレン「フィリップのデータが少なくて戸惑った」
MotoGPのレギュラーライダーとなって初のホームGPを迎えたクリス・バーミューレンは、スズキが昨年のフィリップ・アイランドのデータをあまり持っていない事から、ベースセッティングをどこから始めようか悩んだようだ。
この日を通しての作業内容には満足だとバーミューレンは語る。
「今日はバイクの改善が大きく進みましたよ。」とバーミューレン。
「去年はここでケニーが初日に事故に合っているので、セッティングをどこから初めていいのか分からず本当に悩みました。フィリップのデータはあまり持っていませんし、それに加えて他の多くのチームが冬季テストをここで行っているのに、自分たちはしていませんからね。」
「セッティングが進んだ事には本当に満足です。ただ、ブリヂストンが提供してくれたリアのグリップ力を最大限に発揮できるような調整作業はまだ必要です。」
「チームはすごく頑張ってるので、明日はもっと戦えるレベルになると信じてます。」
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