MotoGP 速報ニュースサイト インテリマーク
  新着ニュース 2006年冬季データ 2006年のMotoGP年間予定、及び各クラスの結果 2006年のMotoGP各クラスのポイントランキング ライダー情報 - coming soon - サーキット情報 - coming soon - インテリマークフォーラム/2輪ロードレースカレンダー/MotoGP天気予報/世界サーキット時計 お問い合せ  
ウィルコムストア All About スタイルストア
  元のページに戻る          
フィリップ初日から絶好調のカワサキ
インテリマーク編集部
2006年9月15日

9月15日(金)、オーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットにて、今期のMotoGPシーズン14戦目となるオーストラリアGPが開催された。MotoGPクラスは午前中にフリー・プラクティス1、午後にはフリー・プラクティス2という2つのセッションを終えている。
写真
■バイクを完全に制御し、初日のトップタイムをマークしたド・ピュニエ

この日の総合トップタイムは、前回のセパンでカワサキNinja ZX-RRと自身の走りに自信を高め、今年の冬季テスト中にはフィリップ・アイランドで好感触を得ていたカワサキ・レーシング・チームのランディー・ド・ピュニエが記録した1分29秒745だ。

■ドゥカティーとカワサキのブリヂストン勢が好調

ド・ピュニエは、初日のファーステストを記録したタイム・アタック中の最終コーナーで大きくバイクをスライドさせたが、彼は完全にこれをコントロールしている。オーストラリアGPに入る前に本人が述べていた希望通り、初日から最高の結果を得る事に成功した。

ド・ピュニエが予選タイヤを使用したという情報は現在までに入っていない。この日の彼のタイムは昨年にマルコメランドリが記録したラップ・レコードである1分30秒332を0.587秒上回り、ニッキー・ヘイデンが同じく昨年に記録したポールタイムの1分29秒337に0.408秒差まで近づいた。
写真
総合2番手は、レースタイヤで昨年のラップ・レーコードを初日から上回る1分30秒310を記録したドゥカティーのロリス・カピロッシ、3番手タイムはレプソル・ホンダのニッキー・ヘイデンが記録した1分30秒471。

カワサキと同様にブリヂストンタイヤを履くドゥカティー勢は、今回のフィリップ・アイランドでも好調だ。カピロッシのチームメイトであるセテ・ジベルナウは冬季テスト中と同様に好調な走りをフィリップ・アイランドで見せ、総合4番手タイムの1分30秒693を記録している。

■中野選手の初日の結果は目標の5番手以内

初日総合トップタイムを記録したド・ピュニエのチームメイトであるカワサキの中野真矢選手は、午後のセッションは大半の時間をタイムシート上の2番手で過ごしている。最終的には1日目終了時点の総合順位は5番手となり、好調な滑り出しで初日を終えた。

なお、ランキング2位のペドロサはセパンでの負傷が響いて総合17番手(1分32秒304)、ランキング3位のバレンティーノ・ロッシは総合8番手(1分31秒045)だった。

■ド・ピュニエ「バイクの調子が良くて驚いた」

全く不安感がなかったというランディー・ド・ピュニエは、午前のフリー・プラクティスからバイクに好感触を示し、それほどプッシュしていないという午後の最終ラップで初日トップタイムをマークしている。

写真「コースに出てみて、あまりにバイクの調子が良くて驚きました。」とド・ピュニエ

「それが今日の結果につながっています。午前中に最初の1ラップ目を走った時から調子が良くて、午後の2回目のセッションもほんの少ししかセッティングは変更していません。」

「そのおかげで多くの種類のブリヂストン・タイヤを試す事ができましたし、冬季テスト中はあまり速く走れなかったコーナーでのライン取りを完成する時間も取れました。カワサキとブリヂストンの頑張りのおかげで、2月にここでテストした時と比べると、バイクとタイヤは格段に良くなっています。彼らには本当に感謝したいです。」

「最後のタイムアタックはそれほどプッシュした気はありませんし、最終コーナーの出口で大きく滑ってしまいましたが、バイクの挙動は予測がつくのでストットル全開のままでも大丈夫でした。あまりタイムをロスする事なく、いい結果が出せました。」

「この感じを明日の予選でも大事にしなきゃいけないと思います。コンディションが今のままなら、明日も速く走れる筈です。」

■中野選手「最初から調子がいい。明日が楽しみ。」

中野真矢選手は最終的に初日順位は総合5位に終わったが、ド・ピュニエと同様にタイヤとマシンの調子が最初から非常に良かったと述べ、2日目に向けても自信ある発言をしている。

「今日の結果はカワサキとブリヂストンが、1月のここでの冬季テストからどれだけ進化したかを見せる事になりましたね。」と中野選手
写真
「今回は最初のフリー・プラクティスから、タイムシート上のトップに近いタイムを出す事ができました。最終的には5位でしたけどね。」

「全体的にここではバイクとタイヤの調子がすごくいいです。ただ、まだストッロルを大きく開けた時には小さな課題がいくつかあります。特にホームストレートにつながる高速左コーナーを曲がる時ですが、今晩中にサスペンションのセッティングを少し変えて、この部分を解決したいと思います。明日はもっとラップタイムも改善できる筈です。」

「今週はすでにいい感触がつかめています。明日コースに戻るのが楽しみですね。」


新着ニュース 元のページに戻る
オフィス・デポ ジャパン
Apple Store(Japan)
インテリマーク - Copyright (c) IntelliMark All Rights Reserved. -
オフィス・デポ ジャパン