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2006年9月10日
コニカミノルタ・ホンダの玉田誠選手のマシンは、2日目午前のフリー・プラクティスで転倒した時の影響により足まわりに問題を抱え、金曜日に総合5位のタイムを出した時とは全く状態が異なってしまったようだ。
好調なマレーシア初日とは異なり、玉田選手はレース序盤からグリップ不足に悩まされてペースを極端に落とし、得意のセパンを14位という残念な結果で終えている。
初日が好調だっただけに、レースへの期待が大きかったコニカミノルタ・チームは、今回の結果を残念としながらも、来週のフィリップ・アイランドでは玉田選手が最高の成績を狙えるように最善をつくしたいと述べた。
■モンティロン「セパンでは今までで最悪のラップタイム」
玉田選手はレース中のペースに関して、明らかにグリップ不足の問題が大きくラップタイムに影響した事を、コニカ・ミノルタ・ホンダのチーム責任者であるジャンルカ・モンティロンは述べている。
「何周か走ってからすぐに、とても苦しいレースになる事は分かりました。ラップタイムが極端に下がり、全く戦えるレベルではありませんでした。」とモンティロン。
「ライダーはレース序盤からグリップ不足に悩まされた事を伝えています。確かに言えるのは、冬季テストから考えても、セパンでここまで低いラップタイムを記録したのは今回が初めてです。」
「次回のレースがマコトにとっての良い分岐点となるように、これからも最善をつくすつもりです。」
■ベルナルデッレ「上向きの流れが土曜日の転倒で途切れた」
また、コニカミノルタ・ホンダの技術責任者であるジュリオ・ベルナルデッレは、上向きの流れが土曜日の午前の転倒で途切れてしまったとコメントした。
「金曜日に玉田が高いレベルの戦闘力を見せた後だけに、今回のレース結果にはとても満足できません。」とベルナルデッレ。
「土曜日の午前の転倒がフロントとリアのグリップ不足に影響しており、全ての悪い結果につながってしまいました。」
「午前のウォームアップの後でミシュランと相談し、リアのタイヤにはエッジのグリップ力が強いものを選択しましたが、ライダーのレース後のコメントを聞く限り、この選択も十分ではなかったようです。」
■玉田選手「明るい状況とは言えない」
玉田誠選手は、今回はレースの序盤からグリップ不足に苦しんだという。
「レースのスタート直後からグリップが不足していて、走りに影響が出てしまいました。」と玉田選手。
「今はあんまり明るい状況とは言えませんね。レースウイーク中の気象条件の変化が、バイクのフィーリングを大きく変えてしまいました。」
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