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2006年9月10日
シリーズ第13戦マレーシアGPの決勝レースは10日、セパンで行われ、バレンティーノ・ロッシがロリス・カピロッシとの熾烈なバトルを制し、シーズン5勝目を飾った。
気温33度。路面温度49度のドライコンディションの中、シーズン3度目のポールポジションからスタートしたロッシは、序盤から前戦チェコGP勝者のカピロッシとサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げ、セパン7戦中4勝目、最高峰クラスで通算58勝目を達成した。
カピロッシはシーズン6度目の表彰台を獲得すれば、初日の右膝を負傷で欠場を考えたダニ・ペドロサはポイント獲得を狙って強行出場。5番グリッドからホールショッットを獲得した後は、終始3番手を維持。3戦連続8度目の表彰台を獲得した。
ポイントリーダーのニッキー・ヘイデンは単独走行で4位。復帰戦となったセテ・ジベルナウ、ジョン・ホプキンス、ケニー・ロバーツ・ジュニア、ケーシー・ストーナー、マルコ・メランドリ、コーリン・エドワーズがトップ10入りした。
玉田誠は14位フィニッシュ。中野真矢はオープニングラップで転倒リタイヤした。
チャンピオンシップは、ヘイデンが13ポイントを加算。通算214ポイントとしたが、ペドロサが22ポイント差、ロッシが26ポイント差、カピロッシが43ポイント差に縮めた。
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