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2006年9月10日
シリーズ第13戦マレーシアGPの決勝レースは10日、セパンで行われ、アルバロ・バウティスタがシーズン4度目のポール・トゥ・フィニッシュを決めた。
気温29度。路面温度43度のドライコンディションの中、2位走行中のマティア・パッシーニが2ラップの最終コーナーを立ち上がったところで転倒。アンドレア・イアンノーネはコース上に横転したバイクを避け切れず、クラッシュしたことから赤旗中断。再レースは19ラップから12ラップに短縮された。
シーズン4度目のポールポジションからスタートしたバウティスタは、スタートからハイペースで飛ばすと、ライバルたちとのアドバンテージを広げ、2001年の宇井陽一以来となるシーズン6勝目を飾り、次戦オーストラリアGPでの初タイトル獲得の可能性を得た。
2番グリッドのミカ・カリオは2年連続の2位。エクトル・ファウベルは、フリアン・シモンとの3位争いを0.070秒差で制し、シーズン3度目の表彰台を獲得した。
ジョアン・オリベ、セルジオ・ガデア、パッシーニ、ガボール・タルマクシ、ニコラス・テロールがトップ10入り。スペイン人ライダーが6人進出しただけでなく、CEVスペイン選手権に参戦するエステベ・ラバットとポル・エスパルガロが12位と14位でフィニッシュした。
9番グリッドからスタートした小山知良は、14位走行中の7ラップ目に転倒。リタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、バウティスタが25ポイントを加算。255ポイントに到達し、カリオとのアドバンテージを74ポイント差に広げた。
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