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クリスとケーシーは不満
インテリマーク編集部
2006年9月10日

3回のフリー・プラクティスの総合順位が予選グリッドに振り返られるという、いわば後出しジャンケンのようなマレーシアGP2日目の決定内容を受け、怒りをあらわにしているライダーもいる。
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■一部のライダーに不満を残した今回の決定

本日の決勝を10番グリッドからスタートする事になったホンダLCRのケーシー・ストーナーは、今回の措置を「不公平な決定」と発言し、不快感をあらわにしている。

また、セパンに期待していたリズラ・スズキ勢も、ジョン・ホプキンスが8番グリッド、クリス・バーミューレンが16番グリッドという残念な結果に終わっている。
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雨などの悪天候に強いリズラ・スズキのクリス・バーミューレンは、ロッシと安全委員会に対して「これがレースでも中止にしたか?」という疑問を述べている。同時に、リズラ・スズキのチーム監督であるポール・デニングは、「予選順位は期待外れに終わったが、審議委員会の決定内容には納得している。ただし、将来はルールブックに明記されるべき事だろう。」と述べ、「今回の予選グリッドの決定には日曜日のウォームアップを拡張して、そのタイムを考慮するような対応も考えて欲しかった。」とつけ加えた。

■ストーナー「本当は2列目だった」

ケーシー・ストーナーは、全員がレースタイヤのみを使っていた時の本人の順位が高かった事を述べ、今回のグリッド順の決定方法が不公平な措置である事を強調している。

「今回の決定は不公平です。」とストーナー
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「今週はどのセッションでも自分は10位以下なんて取ってないのに馬鹿げてます。今日の午前中に自分より速かったライダーは予選タイヤを履いていましたし、彼らがそれで速いタイムを出すまでは6位につけていました。」

「本当は2列目の筈だったのに4列目からスタートする事になりました。全員がレースタイヤしか使わなかった金曜日の総合順位は5位だったんですよ。」

「ちょっと頭にきますね。それにこのコース用にはいいベースセティングを持っていなかったので、セッティングは前進したというよりも現状維持という感じでした。」

「昨日は足がつってしまったので、今日のプラクティスでは上半身を中心に使いました。この乗り方が明日のレースで役に立つといいですね。」

■バーミューレン「レースだったら中止にしないでしょ?」

クリス・バーミューレンは、今回の調査にはバレンティーノ・ロッシや安全委員会のメンバーは早くから関わっていたものの、他のライダーには決定事項だけが伝えられた事を不服に思っている様子だ。

「今週は自分の調子が悪かったのは間違いないです。ラップタイムが落ちるのを最小限に抑えながら、バイクのセッティングに集中していました。」とバーミューレン
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「でも、タイムアタックは本当に全然していなかったんです。他のライダーのように予選タイヤも今朝は履いていませんでした。だって予選じゃないもん!そのせいで後ろの方のグリッドになっちゃいました。」

「今回一番驚いたのは、今日の気象状況が良くなかったのは確かですが、明日も雨ならどうするんだろうって事です。バレンティーノや他のメンバーも、レースだったら絶対中止にしないと思いますよ。」

「今日の決定内容に彼が関与したと言ってるわけではありません。でも、実際の路面状況がどんな風だったのかは誰も知らないんです。安全は最優先事項ですが、他のライダーは誰も確認しに行きませんでしたし、セーフティーカーにも乗車していません。自分たちには何がどうなっていたのかなんて分かりませんよ。」


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