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2006年9月10日
マレーシア・グランプリ2日目の9月9日、豪雨のために午後の予選が中止となり、この日の午前中までに行われた3回のフリー・プラクティスの総合順位がMotoGPクラスの決勝グリッド順を決めた。
この結果、2日目の午前中に予選タイヤを試したカワサキ・レーシング・チームのランディー・ドピュニエは3列目7番グリッドを獲得したが、予選タイヤを最後まで使用していなかった中野真矢選手は4列目12番グリッドとなり、セパンで期待した1列目スタートを逃す結果となり落胆している。
■中野選手「予選タイヤを履けばよかったと言うのは簡単」
中野選手は、今回ようなグリッド順位の決定方法を誰も知らなかった以上、対策の取りようはなかったとしながらも、競技審査委員会の決定内容には従うしかないとコメントした。
「フリー・プラクティス中に予選タイヤを履けば良かったと後からいうのは簡単ですよ。確かに他の何人かのライダーは予選タイヤを使いましたからね。でも、未来を全て予測する事なんて不可能ですよ。」と中野選手。
「自分が知る限り、予選が中止されて今回のような方法で順位が決まったのは初めてです。でも、自分たちは決定に従う以外にありません。」
「明日の決勝レースは4列目からスタートする事になりましたが、まだいい成績を残せる可能性は十分にあります。バイクの仕上がりと、タイヤの選択内容には満足していますので、今は最高のスタートを決めなきゃいけない時だと思います。その後はひたすら激しくプッシュして最高の結果を狙うのみです。」
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