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2006年9月9日
バレンティーノ・ロッシは、2日間の全フリー・プラクティスの総合順位により、明日のマルボロ・マレーシアン・モーターサイクル・グランプリの決勝グリッドとしてポールポジションを獲得した。
この日の午前は250ccのフリー・プラクティスがセッション中盤から豪雨となり、その影響によりMotoGPクラスの予選開始ケジュールが遅れ、最終的に、明日の決勝グリッドを決める予定だった午後のMotoGPクラス予選は中止の決断がなされた。
競技審査委員会は安全面を考慮した上で今回の決定をしている。ここで問題となるのが明日の決勝グリッド順だが、これには2日間の全フリー・プラクティスの総合順位が採用されるという、かつて前例のない措置がなされている。
この結果、ロッシの横の1列目にはニッキー・ヘイデンとロリス・カピロッシがつけ、2列目には初日に怪我を負ったダニ・ペドロサの他に、ケニー・ロバーツ・ジュニアとセテ・ジベルナウが並ぶ事になった。
その他のトップ10入りしたライダーは、ランディー・ド・ピュニエ、ジョン・ホプキンス、マルコ・メランドリ、ケーシー・ストーナーの4名。
競技審査委員会が現時時間の午後4時30分に公式発表した内容は以下の通り。
「サーキットの様々な場所の状態を調査した結果、競技審査委員会は本日の暴風雨が安全面に支障をきたしていると判断し、MotoGPクラスと250ccクラスの両方の予選を中止する事を決定しました。」
「MotoGPクラスのグリッド順位は、ここまでの3回のフリー・プラクティスにおける各ライダーのベストタイムを採用します。」
「250ccクラスのグリッド順位は、第1予選の結果を採用しますが、その時点で予選不通過だったライダー全員のレースへの参加を許可します。」
MotoGP フリープラクティス総合順位 (FP1 + FP2 + FP3)
1. バレンティーノ・ロッシ (キャメル・ヤマハ) - 2分00秒605
2. ニッキー・ヘイデン (レプソル・ホンダ) - 2分01秒043
3. ロリス・カピロッシ (ドゥカティ・マルボロ) - 2分01秒167
4. ケニー・ロバーツ Jr. (チーム・ロバーツ) - 2分01秒898
5. ダニ・ペドロサ (レプソル・ホンダ) - 2分02秒021
6. セテ・ジベルナウ (ドゥカティ・マルボロ) - 2分02秒181
7. ランディー・ド・ピュニエ (カワサキ・レーシング) - 2分02秒313
8. ジョン・ホプキンス (リズラ・スズキ) - 2分02秒453
9. マルコ・メランドリ (フォルツナ・ホンダ) - 2分02秒560
10. ケーシー・ストーナー (LCRホンダ) - 2分02秒790
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