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ホプキンス「午後は栄養ドリンクがこぼれて調子が崩れた」 |
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2006年9月9日
マレーシアGPが始まる前から、リズラ・スズキ・チームからの期待を集めていたジョン・ホプキンスのセパンでの活躍だが、ホプキンスは初日からその期待を裏切らなかったようだ。
■ハイペースのホプキンスと鼻風邪に苦しんだバーミューレン
ジョン・ホプキンスは、セパンでのレースウイーク初日となった9月8日の午前中から好調に速いペースを維持し、フリー・プラクティス1では5番手タイム、午後のフリー・プラクティス2では初日総合4番手タイムとなる2分02秒710を記録した。
また、ホプキンスのチームメイトのクリス・バーミューレンは、午後には午前の自己ベストを1秒更新したが、セパンの高い温度と湿度により鼻風邪を患い、1日目のセッションを早めに切り上げる事を強いられたようだ。この日のバーミューレンのタイムは総合順位14番手となる2分03秒432。
■ホプキンス「午後は栄養ドリンクがこぼれて不機嫌」
ジョン・ホプキンスは、この日から導入されたスズキの新パーツに好感触を示し、一日目のマシンの仕上がり状況には満足しているが、午後にはドリンク・ボトルがスーツ内で壊れ、走行時間を少し無駄にした事をコメントしている。
「基本的に午前中は好調でした。」とホプキンス。
「ここに戻ってこれて良かったですよ。このコースはすごく気に入っていますし、すぐにいいタイムが出せました。スズキから提供された新しいパーツも正しく機能しているので、日曜日に向けてタイヤテストを始める準備も午前中に整いました。」
「でも、午後の状況は全く異なりました。レーススーツの中にあるドリンクボトルが故障してしまい、栄養ドリンクで身体中がべとべとになったんです。それをコース上で直そうとしたのでタイムにも少し影響が出てしまい、何周かを無駄にしました。でも、それもテストしておくべき事の1つなんですよ!」
「そのせいでちょっと不機嫌です。結局リズムがつかめなくなり、あまり作業が進みませんでした。雨のセッションに見舞われた時と同じような感じですよ!」
「それでも総合4位で一日を終える事ができたのは調子がいい証拠ですし、ここではいい結果が残せる筈です。明日は今日の午前中にできなかった事を引き続き試して、頑張ってレース用のいいタイヤを探すつもりです。」
■バーミューレン「今晩中に風邪を治して明日はプッシュしたい」
クリス・バーミューレンは、風邪とセパンの高温で体力を消耗した初日のセッションの終了後、診療所を訪れて治療を受けている。
「今日は風邪に苦しめられたので、作業が厳しかったです。体力をひどく消耗してしまいました。」とバーミューレン。
「診療所に行って治療を受けましたので、今晩中に風邪を振り払えたらいいなと思います。」
「3番手タイムからはたった0.9秒遅れですし、縮めるのが難しい差ではありません。自分たちがもっといいタイムを出せる事はわかっていますので、明日はできる限りプッシュしてもっといい結果を残します。」
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