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2006年9月6日
今期のMotoGPカレンダーは2回の3連戦が存在する忙しいシーズンとなった。1回目は6月中旬のカタルーニャ、オランダ、イギリスでのヨーロッパ3連戦だったが、この時は初めて経験する過密スケジュールに、一部のライダーは苦情に近いコメントを残していた。
■今回は海をまたいでの3連戦
幸い、来期の2007年暫定カレンダーから3連戦は消えたが、今年はまだもう一回残っている。今週末から始まるマレーシア、オーストラリア、日本での、海をまたいでの3連戦だ。
前回のヨーロッパ内でのトラックを利用した移動とは異なり、今回は各チームが大量の機材を短期間に飛行機で輸送しなければならなくなる。3週間の間、各チーム関係者に休息の時間はあまりないだろう。
■レギュラー・ライダーの戻ったプラマック・ダンティーン
ヨーロッパでの3連戦中に負った怪我の症状が悪化したセテ・ジベルナウの代役として、前回のブルノではドゥカティー・ワークスからレースに出場したアレックス・ホフマンは、今週末のマレーシアからは所属チームであるプラマック・ダンティーン・チームに復帰し、チームメイトであるホセ・ルイス・カルドソと共にダンロップを履くサテライト仕様のデスモセディチに乗って残りの5レースを戦う事が決定している。
ここでは、マレーシアGPに向けてのプラマック・ダンティーン・チームの公式コメントを紹介する。
■ダンティーン「休みのない忙しい3週間」
プラマック・ダンティーン・チームのオーナーであるルイス・ダンティーンは、今週から始まる休みのない3連戦を懸念しながらも、冬季テスト中にセパンで用意したベース・セッティングが役に立つ事を述べた。
「全く休みのない忙しい3週間になるのは間違いないでしょうね」とルイス・ダンティーン。
「セパンで最初に直面するのは高温と高い湿度ですが、初日のプラクティスは冬季テスト中に用意したベース・セッティングから始める事ができるので有り難いですよ。」
「アレックス・ホフマンも今回からチームに戻ってきますし、可能な限りいいレースができるように頑張って、全てのスポンサーとファンの皆さんを満足させたいです。」
■自動車レースに出てトレーニングをしたホフマン
アレックス・ホフマンにとって、セパンは好みのサーキットのようだ。ホフマンは、特に暑さは気にしないと語る。
「マレーシアでレースするのはいつも楽しいですよ。二つの長いストレートがあり、コーナーの種類も豊富でテクニカルなコースです。」とホフマン。
「もちろん気温はとても高くなりますが、自分にはそれほど大きな問題ではありません。先週は300馬力の自動車レースに出場してトレーニングをしてきましたが、車の中は同じように高温になるんです。」
「いつも通り、セパンも全力で挑みますよ。いいレースがしたいですね。」
■カルドソ「3連戦に向けての準備はできた」
ホセ・ルイス・カルドソは、冬季テスト中にセパンで蓄えたデータが今週末に役立つ事を期待している。
「セパンでは過去に何回もレースしていますから、コースは良く知っていますし大好きです。」とカルドソ。
「冬季テストのおかげで多くのデータがありますから、今回の作業はいい方向に進むと思います。」
「3週間に3レースは多いと思いますが、もう準備は出来ていますので、あとはベストを尽くすだけです。全てが最高の方向に進む事を期待していますし、とにかくいい成績を残したいです。」
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