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２００６年８月２９日
MotoGPのドゥカティー・マルボロ・チームは、イタリア現地時間の８月２８日に、ロリス・カピロッシとの契約を2007年まで更新した事を公式発表した。
■カピロッシはドゥカティーとの契約を５年目も更新
今回の発表によりロリス・カピロッシは、ドゥカティーへの在籍５年目となる2007年も、カピロッシはワークス仕様のデスモセディチGP7(800cc)でMotoGPクラスを走る事が決定した。
ロリス・カピロッシは、2003年にホンダ・ポンス・チームからドゥカティー・マルボロ・チームに移籍しており、同年にMotoGPクラスに初参戦したドゥカティーのマシン開発を初年度から務めている。
現在のMotoGPでは唯一となるイタリア製のバイクに乗るイタリア人のカピロッシは、前回のチェコGPでの独走優勝を含む合計５回の優勝をドゥカティーにもたらしており、表彰台回数は１１回、ポールポジションは７回に上る。
５回の優勝のうちの４回は過去１２ヶ月中に記録するなど、近年のカピロッシとドゥカティーの活躍は目覚ましいものがある。ちなみに、１回目の優勝はドゥカティー参戦１年目の2003年だった。
■カピロッシ「夢はイタリア製バイクで世界タイトル」
カピロッシは今回の契約延長に際し、以下の喜びのコメントを発表している。
「ドゥカティーとの契約延長が合意に達した事を、大変に嬉しく思います。」とカピロッシ。
「このプロジェクトに初年度からかかわってこれた事は大変に名誉な事ですし、誇りに思います。年間シーズンが終わる前に、両者が満足の上で合意に達した事は、この４年間の双方のチームワークと信頼の証です。」
「私は自分をドゥカティー・ファミリーの一員だと思っていますし、チームには非常に満足しています。また、まだ開発初期の段階にもかかわらず800ccマシンのデスモセディチGP7の完成度は高く、来年も序盤からいいスタートを切ってシーズンが楽しめる事を断言できます。」
「今は今シーズン残りの戦いに向けての意欲に満ちあふれていますし、来年も変わらぬ決意で望みます。非常に期待が持てるシーズンになりますから、自分のこれまでのスタイル通り全力で目標に向かって進むつもりです。」
「ドゥカティーの夢は、自分にとっての夢でもあります。私たちは共に真剣にプロジェクトに打ち込み、イタリア製のバイクで世界タイトルを獲得するという目標を達成するために戦い続けます。」
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