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2006年8月24日
最高峰クラスのレギュラーライダー19名に加えて、9月24日の日本GP(A-Style Grand Prix of Japan)には、2名のMotoGPテストライダーがワイルドカードとして出場する。MotoGPクラスにおいてワイルドカード・ライダーがスポット参戦するのは、今年は今回が初めてだ。
今期はカワサキのテストライダーとして活躍している松戸直樹選手の日本GPへの出場が、motogp.comに今週正式に伝えられている。
「日本GPへの出場が正式に承認されました。ナンバーは自分が普段使っている8番になる予定です。今年は990ccマシンの開発に携わり、中野真矢選手とランディー・ド・ピュニエの支援の全てを可能な限り行ってきました。」と松戸選手。
今年は鈴鹿300kmと鈴鹿8耐の2つのレースに出場した松戸選手だが、最高峰クラスでレースを走る事や、マシンの乗り換えの難しさはよく理解しているという。
「もちろん、MotoGPクラスのレースは他と全く異なります。でも、マシンには何度も乗っていますし、このバイクについての経験は豊富ですので、バイクと自分の最高の走りを見せれるようにしたいと思っています。」
松戸選手は、今年はほぼ1週間おきにカワサキの所有するオートポリス・サーキットでNinja ZX-RRに乗り、開発作業を行っている。
もう一人のワイルドカード・ライダーは、リズラ・スズキMotoGPのテストライダーである秋吉耕佑選手。秋吉選手は、2006年型スズキGSV-Rの自身の日本GP出場に向けてのテストを最近すませたばかりだ。
チーム・ヨシムラスズキのレーサーでもある秋吉選手は、現在はスズキGSX-R1000を駆り全日本選手権に参戦している。彼の初のMotoGPレースデビューは、世界でも有名なツインリンクもてぎでの日本GPとなる。今年31歳の秋吉選手は、世界のトップライダーたちに地元の利を活かしてバトルを挑むつもりだ。
秋吉選手はテストライダー仲間である青木宣篤選手と4.8kmのロングコースであるもてぎでの走行を済ませており、レースに向けての最高のセッティングを探ったようだ。
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