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2006年8月20日
シリーズ第12戦チェコGPの決勝レースは20日、ブルノで行われ、アルバロ・バウティスタが優勝した。
気温23度。路面温度26度のドライコンディションの中、ハードタイヤを選択したポイントリーダーのバウティスタは、ポールポジションのミカ・カリオとゴールラインまでの熾烈なバトルを僅少0.028秒差で競り勝り、シーズン5勝目を飾った。
3人による3位争いは、ガボール・タルマクシがシーズン初の表彰台を獲得。地元ルーカス・ペセックは最終コーナーで転倒し、すぐ後ろに位置していたマティア・パッシーニは巻き込まれることを回避するためにハードブレーキを強いられ、その間にセルジオ・ガデアとトーマス・ルティに抜かれた。
ニコラス・テロールは、先輩格のジョアン・オリベとパブロ・ニエトを抑えて、2戦連続の7位を獲得。ファブリツィオ・ライがトップ10入りした。
20番グリッドからスタートした体調不良の小山知良は16位でフィニッシュ。史上最年少ポイント獲得者として後半戦からの参戦を決めたポル・エスパルガロは転倒。ブラッドリー・スミスは公式予選の転倒で左腕を骨折したことから、欠場した。
チャンピオンシップは、バウティスタが25ポイントを加算。230ポイントに到達し、カリオに69ポイント差、パッシーニに83ポイント差とアドバンテージを広げた。
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