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SBK マックス・ノイキルヒナーが再び解雇、後任はカーチス・ロバーツ |
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2006年7月29日
SBKライダーのマックス・ノイキルヒナーは、1月のクラフィ・ホンダに続き、現在所属するペデルチーニ・チーム(ドゥカティー)からも解雇を言い渡された。ノイキルヒナーの解雇劇は今年これで2度目だ。
■バロスに押し出されて同情を呼んだ今年1月の解雇劇
22歳のドイツ人ライダーであるマックス・ノイキルヒナーは、SBK開幕前の今年1月19日、アレックス・バロスの移籍に関するスポンサー問題から、財政的に2人のライダーを走らせる事が困難になったクラフィ・ホンダチームから玉突き的に解雇された。
この当時のニュースは、大物ライダー獲得の為に有望な新人ライダーがチームから押し出されるという見出しで広がり、ヨーロッパ内でのクラフィ・ホンダチームとホンダ・ヨーロッパへの批判が高まり、ノイキルヒナーへの同情が高まっていた。
クラフィ・ホンダからの解雇の直後、テストシーズン中に路頭に迷ったノイキルヒナーは自身のホームページでファンに小口スポンサーとしての出資を呼びかけている。この努力のかいがあって、先日まで所属していたペデルチーニ・チーム(ドゥカティー)との1年契約を交わし、今期のSBKへのフル参戦を無事に果たしていた。
■今回は成績不振が理由
ペデルチーニ・チームの7月27日の公式発表によれば、チームがノイキルヒナーを解雇した理由は単純に成績不振だ。
SBKは現在までにシーズンの半分となる第7戦(14レース)までが終了しており、ここまでにノイキルヒナーが獲得しているポイント数は9、ランキングは22位と低迷している。前回のブルノ戦も怪我で出場できなかった。
■後任ライダーはカーチス・ロバーツ
ペデルチーニ・チームは7月28日に、ノイキルヒナーの後任ライダーは、キング・ケニーことケニー・ロバーツ(シニア)の次男であるカーチス・ロバーツが担当する事を公式発表した。カーチスは現在チーム・ロバーツでMotoGPを戦うケニー・ロバーツ・ジュニアの弟だ。
カーチス・ロバーツは2004年にチーム・ロバーツの開発ライダーを努め、2005年はAMAスーパーバイクに参戦しており、ランキングは16位だった。
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