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鈴鹿8耐 イトシン「今年が最後のチャンス」
インテリマーク編集部
2006年7月28日

全日本JSB1000クラスの昨年度チャンピオンであり、今年も全日本に参戦する傍ら、ドゥカティー・デスモセディチでMotoGPのブリヂストンタイヤを開発する元世界GP500ccライダーの伊藤真一選手は、今年もF.C.C.TSRホンダより8耐に参戦している。ペアライダーは世界GP125ccにおいて5回の勝利経験を持つ辻村猛選手だ。

■鈴鹿300kmは圧勝を目前にガス欠

伊藤・辻村ペアは今年6月の鈴鹿300kmにはSBK仕様車で参加し、高橋・清成ペアのホンダワークスを抑えてトップを独走していたが、残り1周と半分、51周目のデグナー・カーブを越えた後にガス欠を起こして勝利を逃している。

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8耐本番では、F.C.C.TSRホンダチームはXX-Fomula仕様のバイクで、JSB仕様のワークスチームに挑む。JSB仕様は市販車からの改造範囲が厳しく制限されているが、XX-Fomulaは比較的に改造の制限範囲が甘い。TSRホンダチームが狙うのは打倒ワークスと8耐総合優勝だ。

■伊藤選手「今年が最後のチャンス」

伊藤選手は近年の8耐では、毎年優勝に値する走りを見せながらも、転倒などのアクシデントでチャンスを逃す事が多かった。今年は自身通算3度目の8耐優勝を狙う最後のチャンスだと伊藤選手は語る。

「今は39歳ですから、多分今回が8耐でもう一度優勝する最後のチャンスだと思います。」と伊藤選手

「ここ3年はポールポジションを獲得しながら優勝を逃していますからね。今年はポールと優勝の両方をもらうつもりですよ。ペアライダーの辻村選手も一段と自信を高めていて絶好調ですから、以前よりもさらに彼を信頼できる状態です。」

「今年はファクトリーがJSB仕様のマシンですから、今年は以前よりも自分たちに優勝のチャンスがありますね。」


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