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2006年7月24日
シリーズ第11戦アメリカGPの決勝レースは23日、ラグナセカで行われ、ニッキー・ヘイデンが独走で2年連続して地元優勝を飾った。
気温39度。路面温度56度のドライコンディションの中、ポールポジションのクリス・バーミューレンがオープニングラップからトップをキープしていたが、17ラップ目に地元連覇を狙う6番グリッドのヘイデンがトップを奪回。最後は3秒以上のアドバンテージを得て、第8戦TTアッセン以来となる今季2勝目を地元ファンの前で飾った。
4番グリッドのダニ・ペドロサは、マルコ・メランドリとケーシー・ストーナーとのバトルを繰り広げながら、12ラップ目には3位に浮上し、25ラップ目にはバーミューレンを抜いて今季6度目の表彰台を獲得した。メランドリはケニー・ロバーツ・ジュニアとのタフなバトルに競り勝ち、最高峰クラスで初の3戦連続表彰台獲得を果たした。
3位走行中のラスト3ラップに失速したバーミューレンは、自己最高位となる5位フィニッシュ。ジョン・ホプキンス、カルロス・チェカ、ロリス・カピロッシ、コーリン・エドワーズ、セテ・ジベルナウがトップ10入り。玉田誠は11位でチェッカーを受けた。
10番グリッドから徐々にポジションを挽回したバレンティーノ・ロッシは、3番手のバーミューレンを追い上げたラスト6ラップに失速。その後は数ポイントを稼ぐために走り続けたが、最終ラップにエンジントラブルのためにリタイヤを強いらた。8番グリッドの中野真矢も10番手走行中の16ラップ目にマシントラブルにより、リタイアした。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのヘイデンが25ポイントを加算。ペドロサに34ポイント差、メランドリに44ポイント差とアドバンテージを広げた。今季3度目の0ポイントに終ったロッシは、51ポイント差のランク4位に後退した。
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