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2006年7月23日
フォツツナ・ホンダのマルコ・メランドリは、アメリカGP2日目のセッションではサスペンションまわりの調整に集中しており、午前中には納得のいく走行リズムがつかめたようだ。
またメランドリは、レースに向けての正しいタイヤ選択を進める上で、異なるタイヤを何種類か試したようだが、午後の路面温度のあまりの高さから作業は楽ではなかったらしい。さらに予選での走行中にメランドリの目に何かが入り、涙で前が見えなくなって走りに影響が出てしまったという。
メランドリのチームメイトのトニ・エリアスは、路面の温度の高さのためにリアの予選タイヤ装着時のトラクション不足に悩み、タイムを上げる事ができていない。
マルコ・メランドリは3列目9番グリッド、トニ・エリアスは4列目12番グリッドから、明日のラグナ・セカでの決勝レースをスタートする。
9番グリッド)マルコ・メランドリ ITA フォルツナ・ホンダ 1分23秒750
午前中はバイクからいい感触が得られていたというメランドリは、午後の予選での走行中に目にトラブルを抱えて走行が困難になってしまった。
「午前中はサスペンションまわりの調整を集中的に行いました。それはすごく上手くいって、バイクの調子が良くなりました。」とメランドリ。
「でも午後の予選では目に何かが入ってしまい、涙が出て自分がどこを走ってるのか分からなくなりました。その瞬間から全てが悪い方向に流れてしまい、セッティングに全然いい感触が得られなくなったんです。」
「明日のウォームアップでは今朝の状態のセッティングに戻しますが、レースまでには調整できると思います。」
12番グリッド)トニ・エリアス SPA フォルツナ・ホンダ 1分24秒230
アッセンで負った左肩の痛みを現在も抱えているトニ・エリアスは、翌日のレースは痛み止めなどの薬を使用して挑みたいとしている。
「午後は路面の温度が高くなってアスファルトの状態がずいぶん変わりました。」とエリアス。
「トラクション不足に悩まされ、午前中のレースタイヤの時よりも予選タイヤの時の方がタイムが少し悪くなりました。」
「左肩の痛みはまだひどいです。明日のレースは薬で痛みを和らげて、それから様子をみたいと思います。」
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