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アメリカGP予選 チーム・ロバーツ「自分たちが一番速い」 |
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2006年7月23日
アメリカGP初日のフリー・プラクティスでは総合トップのタイムを記録し、2日間の総合タイムではニッキー・ヘイデンに次いで2番手となる1分23秒038を記録したチーム・ロバーツのケニー・ロバーツ・ジュニアは、この日の母国GP予選で明日の決勝に向けて1列目3番グリッドを獲得した。
ロバーツ・ジュニアは他の多くのライダーと同様に、アスファルトが熱でコンクリートから剥離し出す程の高温となった午後の路面の影響により、予選タイヤでは午前のタイムを上回る事ができなかったが、レース用セッティングについては問題のない状態らしい。
ロバーツ・ジュニアの父でありチーム・オーナーのキング・ケニーことケニー・ロバーツ・シニアは、ポールポジションを狙っていたが予選タイヤが効果的に機能しなかったとコメントしている。
「ポールが取れると思っていましたが、どうも予選タイヤには一年中苦しみそうです。」とロバーツ・シニア。
「特に今回のような結果はもう自分たちには珍しくないですよ。短い期間で色々試さなきゃいけない状態だからね。まあ、これも解決していかなきゃいけない今の自分たちの課題の1つです。」
「ここでのレースペースは悪くないです。自分たちから言わせれば他の誰よりも速いです。ただ、予選タイヤを履いてコーナーで倒し込みながら加速する部分については、まだまわりに追いついていません。」
「でも1列目は確保できましたね。バルセロナでも1列目でしたから、チームは結果に貪欲ですよ。とりあえず1列目スタートがここでは重要ですから有り難いです。追い抜きは本当に難しくなりそうですよ。」
3番グリッド)ケニー・ロバーツ Jr USA チーム・ロバーツ 1分23秒420
ロバーツ・ジュニアは、予選タイヤには苦しんだが、翌日のレース用にはいいセッティングがあるので問題ないとコメントしている。
「同じパーツを使ってる他のライダーたちよりも速く走れているので気分が非常にいいですね。」とロバーツ・ジュニア。
「予選の時は、誰がいつ何を担当しているとか、燃料もどのくらいの量なのかが把握しにくくて大変でした。まあレースのセッティングがうまくいっている以上は大丈夫だと思います。」
「一番良かったのは1列目からスタートできる事です。他のライダーたちと同じように、予選中は乗りこなすのに苦しみました。今まだ自分たちは予選タイヤとの組み合わせについては正しい方向性が得られていないようです。」
「昨日は予選が1列目だったら嬉しいと言いましたが、もっと楽に他を引き離してコントロールラインを抜けたんだったらさらに嬉しかったでしょうね。『ちょっとミスしただけだし、全てコントロールの範疇だから大丈夫だよ』と言いたいけど、コーリン(エドワーズ)も同じ事を考えてそうです。」
「今日の気象条件とサーキットの状況はまさに自然現象でした。」
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