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アメリカGP予選 ニッキー・ヘイデン「各区間タイムは自分も速かった」
インテリマーク編集部
2006年7月23日

レプソル・ホンダの2名のライダー、ニッキー・ヘイデンとダニ・ペドロサは、アメリカGP2日目の予選にて、予想外の60度以上の路面温度に苦しみながらも、2人そろって決勝2列目からのスターティング・グリッドを獲得した。

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昨年の2005年はポールポジションを獲得し、そのまま優勝を飾っている地元アメリカ期待のニッキー・ヘイデンは、全ての区間タイムでは高タイムをマークしていながら、1周のクリーン・ラップを確保する事ができずに、今年の予選では1列目のグリッド獲得はならなかった。

しかしながら、ヘイデンはこの日午前の比較的涼しい気温中で行われたフリー走行では1分22秒843の好タイムをマークしており、この2日間総合の1番手タイムを獲得している。午前にニッキー・ヘイデンが記録したこのトップタイムは、彼自身が昨年に記録した予選タイムから僅かに0.2秒しか遅れていない。

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また、MotoGPルーキーとして初のラグナ・セカの攻略を狙うダニ・ペドロサは、午後の予選でチームメイトのニッキーを上回る予選順位を獲得している。

ダニ・ペドロサは2列目4番グリッド、ニッキー・ヘイデンは2列目番6番グリッドから、明日のラグナ・セカでの決勝レースをスタートする。

6番グリッド)ニッキー・ヘイデン USA レプソル・ホンダ 1分23秒536

本当は1列目が獲得したかったとニッキーは語る。午後の予選はクリーン・ラップが取れずにタイムを伸ばす事ができなかったらしい。

写真「本当は1列目が欲しかったです。区間で見れば午後もタイムはすごく良かったんですけどね。」とヘイデン

「本来のタイムであれば2番グリッドでした。でも、区間のそれぞれのタイムを1周のクリーンラップでつなぐ事ができませんでしたし、最後のアタックでは誰かを追い抜くはめになりました。」

「一番の問題は、今週は自分がちょっと(セッティング等に)苦しんでいる事です。コースのいくつかの部分ではまだ快適に乗れていません。」

「走っていて1周とか2周はいいタイムが出るんですが、今の段階にできていないのは安定してそれを維持する事です。でも明日にはなんとかしますよ。レースの事を考えると今から興奮しますね。」

「今晩を通して数点の調整をすませ、準備を整えた状態でここに戻ってきます。ものすごくいいスタートを決めて全力で走りますよ。」

「間違いなく激しいレースになるでしょうが、自分は去年よりも強いライダーになった自覚があります。楽しみですね。」

4番グリッド)ダニ・ペドロサ SPA レプソル・ホンダ 1分23秒490

期待よりもいい予選順位が獲得できたと喜ぶダニ・ペドロサは、午後は路面が滑りやすく、いつも通りにリア・タイヤの選択作業ができなかったとコメントしている。

「今日の調子は問題ありませんでした。午後の走行条件は変でしたけど、自分の順位はすごく良かったです。」とペドロサ

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「午後はリアのレース用タイヤを選ぶといういつもの作業ができませんでした。路面はつるつるだし、グリップの状態がなんだか変なんです。多分温度が高すぎたせいだとは思いますが。全体のラップタイムも低かったですね。予選タイヤを履いても午前のタイムを更新できませんでした。」

「でも、今日の午後までは全てうまくいっていましたし、獲得できたグリッド位置もすごく良かったので、あとはレースでいいスタートができるかどうかです。」

「フリープラクティス1と2、それに3も全て完璧だったと思います。」


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