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アメリカGP予選 バーミューレン「アスファルトが剥がれてた」 |
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2006年7月23日
リズラ・スズキのクリス・バーミューレンは、他のブリヂストン勢がセッティングに苦戦する路面温度60度以上の悪条件の中、トルコGPに続きMotoGPデビューイヤー2度目のポールポジションを獲得した。バーミューレンがドライ路面でポールポジションを獲得したのはこれが初めての事だ。
バーミューレンはこの日の予選開始から6分が経過時点でタイムシートのトップに浮上し、その後はケーシー・ストーナーや他のライダーたちにタイムを更新されたが、セッション後半にトップに再浮上してからは、最後までそのポジションをラグナ・セカを得意とする他のアメリカ勢にも奪われなかった。
また、地元カリフォルニア出身のジョン・ホプキンスは、この日も初日に引き続きレースに向けてのセッティングに集中し、予選では5番グリッドを確保している。
クリス・バーミューレンは1列目ポールポジション、ジョン・ホプキンスは2列目5番グリッドから、明日のラグナ・セカでの決勝レースをスタートする。
ポールポジション)クリス・バーミューレン AUS リズラ・スズキ 1分23秒168
SBK時代にはダブルウインをラグナ・セカで達成しているクリス・バーミューレンは、ポールポジションを獲得できた事をチームや関係者に感謝すると述べた。また、予選中は高温で路面が剥がれかかっていたとコメントしている。
「予選の準備はあまり好調とは言えなかったんですが、ポールポジションですよ!」とバーミューレン。
「速いラップタイムを3回ほぼ同時期に出しました。長い時間、誰もこのタイムに迫ってきませんでしたが、終盤にはかなり近いタイムが出てきて危なかったですね。」
「チーム全員とブリヂストン、オーリンズや全ての関係者がすごく頑張ってくれました。この全員を信じてバイクに乗っただけです。」
「気温が高くなったのでコース条件が午後にはすごく難しくなり、とても滑りやすかったです。いくつかの部分は路面が本当に剥がれてきていて、下のコンクリートが見え始めていました。」
「明日の32周のレースは暑くて大変でしょうね。セッティングは良くなりましたし、タイヤも絞ってますので、うまく機能してくれる事を期待しています。」
5番グリッド)ジョン・ホプキンス USA リズラ・スズキ 1分23秒498
バイクのセッティングを2日目には大幅に改善できたとジョン・ホプキンスは述べ、日曜日のレースに向けての走行ペースにも自信を示している。
「基本的に今日はいいセッティングを見つける事に集中しました。」とホプキンス。
「全てが良くなりましたし、今日は大きく前進しました。チームで1列目と2列目を予選で確保しましたが、ここではその結果が欲しかったんです。本当はクリスと一緒に1列目に並びたかったけどね。クリスはポールポジション獲得おめでとう。」
「レースペースも良くなったみたいですから、明日はいいスタートを決めていい結果を狙います。」
「ウォームアップでもまだ2〜3点試す事が残っていますが、仮にそれが上手くいかなくてもいいセッティングは既にありますからね。どうあれ明日の午後になれば準備は整ってますよ!」
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