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アメリカGP初日 コニカミノルタ「マコトはアメリカでも実力を発揮できる」 |
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2006年7月22日
コニカミノルタ・ホンダの玉田誠選手は、アメリカGP初日を総合順位の7番手で終え、翌日以降のラップタイムとマシン・セッティングの改善に高い意欲を示している。
心配されたドイツGPで負った左足の怪我の状態だが、体調は徐々に良くなってきているとの事だ。米国入りしてから改めてクリニカ・モバイルでも治療を受け、内出血で溜まった血の固まりが早くひくように物理療法を施されている。
クリニカ・モバイルの公式ページによれば、バイクに乗るまでに玉田選手が一番心配していたのはひざを曲げて足をステップに乗せられるかどうかだったようだが、どうやらそれは問題なかったようだ。
午前のセッションでは、様子を見る事に集中してタイムアタックをしなかった事から16番手につけていた玉田選手だが、午後には自己ベストを2秒以上更新する1分24秒339
を記録し、チーム首脳陣を安心させている。
コニカミノルタ・ホンダのチーム監督であるジャンルカ・モンティロンは、「マコトが再び本来の実力を発揮し始めたようだ。我々のライダーはアメリカでもトップライダーたちと戦う準備ができている事を見せつけた。」と、強気の発言をしている。
■玉田選手、怪我の影響は少しあるが明日も期待できる
玉田選手は、まだコーナーの進入時には怪我の影響があるとしながらも、翌日に改善できる点はまだ多く残っていると述べた。
「左ひざの状態はクリニカ・モバイルの治療のおかげもあって、徐々に良くなってきています。」と玉田選手。
「ただ、バイクをコーナーに向けて倒し込む時に十分な勢いがつけられません。それで最初のセッションはあまりプッシュして走らない事にしました。」
「コースのアスファルトはまだあまりきれいな状態とは言えませんね。特に午前は一部の場所がまったくグリップしませんでした。」
「明日はもっと条件も良くなるでしょうし、ラップタイムはさらに縮められる筈ですよ。今日はまずザクセンリンクで使ったセッティングから始めて、サスペンションをここのコースの特徴に徐々に合わせました。」
「感触はいいし、まだ明日に改善できる範囲にも期待が持てます。」
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