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アメリカGP初日 キャメル「デコボコ路面がセッティングに悪影響」 |
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2006年7月22日
アメリカGP初日の午前中は、コーリン・エドワーズが2番手タイム、バレンティーノ・ロッシが5番手タイムを記録し、好調な滑り出しを見せたキャメル・ヤマハ・チームだったが、午後にセッティングを変更した後はラグナ・セカの路面にマシンを合わせる事に苦しみ、結局午前の自己ベストタイムを2名とも更新する事ができていない。
ロッシは午後のセッションでコークスクリューの入り口に向けて曲がりきる事ができず、真っ直ぐに砂地の中を走行している。
また、コーリン・エドワーズは現在インフルエンザを煩っており、胃の調子も崩しているようだ。
■エドワーズ、体調が良くなれば明日は大丈夫
初日総合の6番手タイムはキャメル・ヤマハのコーリン・エドワーズが記録した1分24秒310。
初日のエドワーズはマシンのセッティングに苦しむよりも、むしろ体調の悪さに苦しんでいたようだ。明日以降は体調が良くなれば問題ないとエドワーズは語る。
「今の段階は、バイクの調子が上がるように作業を続けているだけです。」とエドワーズ。
「新しい路面はあまり良くないですね。担当した人間が一度でも試していればこんなにガタガタにはできないでしょう。」
「今日はインフルエンザの症状と胃炎に苦しんでいて、バイクに乗るのが厳しい状態でした。今晩はクリニカ・モバイルでなにか治療を受けてぐっすり寝たいと思います。明日は絶対にこんな状態にはなりたくないですからね。午後は本当に走るのが辛かったですよ。」
「午前のセッションが調子が良くて、不安もなく走れましたが、時間が経つにつれて気分が悪くなり、午後は一気に調子を崩しました。」
「2つめのセッションでは新しい事をいくつか試しましたが正しいセッティングは見つかりませんでした。でも明日に向けてのアイデアはありますし、それについての自信もありますから、体調さえ良くなれば元のペースに戻れると思います。」
■ロッシ、路面のデコボコが改善されていないのが残念
初日総合の11番手タイムはキャメル・ヤマハのバレンティーノ・ロッシが記録した1分24秒310。
バレンティーノ・ロッシは初日の走行を終えて、改修後のラグナ・セカも昨年と同様に路面のガタつきが改善されていない事を残念だとするコメントを発表している。午後の走行ではそれが原因となり、セッティングに苦しんだ様子という。
「サーキットの改修をしっかりして頂き、自分たちの要求もほぼ満たされています。」とロッシ。
「コースは現段階ですごく汚れていますが、新しいアスファルトは日曜日までには良い状態になると思いますし、問題もなくなるでしょう。特に1コーナーは安全になり、危険な部分がとても少なくなりました。」
「問題はいまだにコースの一部がデコボコしている事です。これは良くありません。大半の部分はだいぶ良くなりましたが、古いへこみなどを新しいアスファルトで被せただけの状態ですからデコボコはそのままです。これは残念な事です。」
「一番ひどい部分はコークスクリューを越えた9コーナーと10コーナー附近です。」
「今日の状況については満足しています。午前の終盤までにはいいタイムが刻めましたし、バイクやコースの感触も良くなってきました。」
「ただ、午後は余分に多くの問題を抱えてしまい、コーナーでいい感触が掴めなくなり、バイクもひどく乗りにくくなりました。デコボコの路面がいくつか悪影響を及ぼしていますので、M1をこのコースにどうやって馴染ませるかを考える必要があります。」
「まだ金曜日ですが、やる事はたくさん残っています。明日の午前は予選タイヤのテストも必要ですし、ドイツの時よりはいい状況にしたいですからね。このコースは追い抜きが難しいので、予選で好成績を収める事が大切なんです。」
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