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アメリカGP初日 ドゥカティー「新しい路面は改悪」 |
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2006年7月22日
気温は29度、路面温度が50度に達したラグナ・セカでのアメリカGP初日、ドゥカティーの2名のライダーは再舗装された路面と改修されたコースレイアウトに苦しんだ様子だ。
■カピロッシ「新しい舗装は最悪」
初日総合の13番手タイムはドゥカティー・マルボロのロリス・カピロッシが記録した1分25秒094。
安全委員会のカピロッシは、昨年に比べてコーナーまわりの安全面は改善されたとするものの、舗装については去年よりも悪くなったとコメントしている。
「コースの安全面についてはだいぶ良くなりました。特に1コーナーとコークスクリューは危険な感じが以前よりしなくなりました。」とカピロッシ。
「ただ、舗装については同じ意見ではありません。以前よりもガタガタですし、グリップもあまり良くないです。どうやらいくつかの場所に樹脂のようなものを混ぜたようですね。それもストレートじゃなくコーナーにです。コークスクリューのところの路面はまるでガラスですし、安心して走れません。」
「午前はフロントタイヤにいくつか問題を抱えていましたが、午後には解決しました。リアタイヤについてはまだ作業を続ける必要があります。」
「全体的にみれば、午前に比べて午後は少し前進しました。ただ、まだ理想にはほど遠い状態ですし、問題もいくつか残っています。」
「ここは奇妙なコースです。みんなタイム差がほとんどありませんが、もっと戦える状態に仕上げる必要があります。」
■ジベルナウ「想定していた状況にはほど遠い」
初日総合の14番手タイムはドゥカティー・マルボロのセテ・ジベルナウが記録した1分25秒150。
セテ・ジベルナウも、チームメイトのカピロッシと同様に新しい路面の悪さに嘆いている。
「今年のコースはだいぶ安全になりましたね。それはいい点です。」とジベルナウ。
「新しい舗装は表面がつるつるです。まあ、新しい舗装というのは最初は滑るものですから、このレースウイークを通して改善されてくるのは間違いないと思いますが。」
「さらに路面は本当にガタガタです。去年よりもっと滑らかになると思ってましたが、だめでした。自分たちのバイクはガタついた路面が苦手なんです。」
「コークスクリューの出口部分は最悪です。でもまあ、みんな同じ条件ですからね。」
「今日はフロントまわりに苦しみました。それにコーナリング中のグリップが悪くてバイクが止まりません。今はそんな状況にフラストレーションが溜まっていますが、チームやブリヂストンと協力して何か対策はないか考えています。」
「とても想定していた状態に今はたどり着けていません。」
「肩の具合は先週と比べてそれほど違いはなく、痛みはありませんが力が入りません。本当に激しくプッシュして乗りたいので、それができるようになるまでは今の状態に慣れるしかないようです。」
「ここ何日かは氷で冷やしたりマッサージをして回復を目指しましたが、この短期間ではあまり効果がありません。すぐに肩に負担をかけなきゃいけませんしね。」
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