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2006年7月21日
ヒューマンゲスト・チームから今期のMotoGP250ccクラスに参戦し、先週のドイツGPでGP通算2度目の優勝を遂げたばかりの高橋裕紀選手は、7月19日に行われた8耐の事前テストで転倒し、左腕を骨折した。
高橋選手はBSBライダーの清成龍一選手とペアを組んでホンダワークスの「セブンスター・ホンダ・チーム」から、7月30日に鈴鹿サーキットで開催される8耐に出場する予定だったが、7月19日に行われていた同レースに向けての事前テストで雨のために滑りやすくなっていた路面を走行中にスリップして転倒し、左腕のひじから手首までの間の一部を骨折した事を、ヒューマンゲスト・チームの公式プレスは20日に明らかにした。
今年の6月11日に行われた8耐の前哨戦である鈴鹿300kmレースにおいて高橋選手と清成選手のペアは優勝を飾っており、来週の8耐での活躍にも期待が寄せられていたが、今回の事故で高橋選手は7月30日に予定されている8耐に出場する事は不可能となった。
尚、2004年にも高橋選手と清成選手は8耐にペアを組んで出場していたが、この年はフリー・プラクティス中に高橋選手が左の足首を骨折するという残念な結果に終わっている。2004年に引き続き、今年も2名揃ってのレース出場は実現しないようだ。
高橋選手はMotoGPの夏休みが終わった直後の8月20日に開催されるチェコGPへの出場を目指し、今週の土曜日に東京の病院で手術を受ける予定になっている。
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