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2006年7月16日
シリーズ第10戦ドイツGPの決勝レースは16日、ザクセンリンクで行われ、バレンティーノ・ロッシが接戦を制して、今季4勝目を飾った。
気温20度。路面温度38度のドライコンディションの中、11番グリッドからスタートしたイタリア人ライダーは、6番グリッドのマルコ・メランドリ、3番グリッドのニッキー・ヘイデン、ポールポジションのダニ・ペドロサとの熾烈なバトルを僅少差で制し、最後はサッカーW杯イタリア代表の優勝を祝うとともに、決勝戦の主役となった友人マルコ・マテラッツィに優勝を捧げた。
最後まで今季3勝目を狙ってアタックを続けたメランドリは2位。ポイントリーダーのヘイデン、ペドロサが続き、朝のウォームアップ走行でトップだったロリス・カピロッシは5位。4番グリッドの中野真矢は6位。クリス・バーミューレン、セテ・ジベルナウ、カルロス・チェカ、ジョン・ホプキンスがトップ10入りした。
10番グリッドの玉田誠は、スタートでポジションアップに成功。トップグループ内で走行中の11ラップ目に、ケニー・ロバーツ・ジュニアの転倒に巻き込まれ、転倒リタイヤ。ケーシー・ストーナーは、ウォームアップ走行の転倒で頭を強打したことから、大事をとって欠場した。
チャンピオンシップは、ヘイデンは16ポイントを加算して169ポイントに到達。ロッシが26ポイント差の2位に浮上。ペドロサが29ポイント差の3位につける。
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