|
|
2006年7月12日
怪我で欠場中だった小山知良選手が、今週のドイツGPから復帰する事になった。
■好成績を期待した矢先の事故
マラグーティの125ccライダーである小山知良選手は、新エンジンを搭載して戦ったカタルーニャGPの最終予選で、セッション終了10分前に総合2番手タイムを記録していたが、その好調なセッションの終了間際にブレーキングをミスしたスペイン人のスポット参戦ライダーに追突されて左手首を骨折し、以後3レースの欠場を余儀なくされた。
■ドイツへの期待が高まるマラグーティ・チーム
小山選手に高い期待を寄せるマラグーティ・アジョ・コルセのチーム責任者であるアキ・アジョの事故当日の落胆ぶりは非常に大きかったが、7月7日にマラグーティは小山選手のドイツGPからの復帰を正式に発表し、昨日の11日にはアジョも小山選手と共に明るいムードのコメントを発表している。
尚、前回のイギリスGPでは小山選手のチームメイトであるアレックス・マスボーも怪我の為に欠場していたが、マスボーのドイツGPからの復帰もこの時に正式に発表された。
■小山選手「まだ手首は少し痛む」
小山選手はドイツGPを目前に控えて以下の通りコメントしている。
「医者から出場許可をもらう事ができました。」と小山選手。
「まだ手首は少し痛みますが、もしアッセンとドニントンに出場していたらもっと痛みはひどかったでしょうね。今からバイクに乗りに戻るのがとても楽しみです。」
また、チーム責任者のアキ・アジョは、2名のレギュラー・ライダーがようやくチームに戻る事を喜んでいる。
「トモ(小山選手)とアレックスが二人とも戻れて本当に良かったです。」とアジョ。
「二人ともまたバイクで走れるのを楽しみにしていますから、チームのムードも明るいですよ。ドイツの後は夏休みに入りますから、テストも何回かできると思います。」
「チームもライダーもドイツがとても楽しみです。」
(マラグーティ・リリース、アジョ・コルセ・リリース)
|
|
|
|
|
|
|
|