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２００６年７月７日
盗難されたシェーン・バーンのバイク、リズラ・スズキのGSX-R1000K6が発見された。
■盗難発覚の当日にバイクは戻り、公式テストは無事に終了
７月４日の夜から７月５日の朝方にかけて、イギリスのノース・ヨークシャーにあるクロフト・サーキットのガレージから盗まれたBSBリズラ・スズキチームのバイクは、２台とも元の状態で７月５日に発見されており、その日から２日間の日程で予定されていた同サーキットでのBSB公式テストには予定通り使用する事ができている。
シェーン・バーンは戻ってきたバイクを５日の午後のテストから使用しており、２日間のテストで総合４位のタイムを記録している。
ノースヨークシャーの警察と捜索活動に入っていたリズラ・スズキ・チームは現地で通報を受け、その情報に従い２台のバイクを発見する事ができたという。
■サーキットのセキュリティー体制に疑問
リズラスズキ・チーム責任者であるロバート・ウィックスは、この盗難問題の解決を受けて以下のコメントを発表している。
「バイクがあるべき場所に戻ってきてくれて、チームは本当に喜んでいます。」とウィックス。
「窃盗犯は少なくないダメージをチームに与えました。今回の件でシェーキー（シェーン・バーン）の開発テストの時間は大きく削られています。」
「また、クロフト・サーキットのセキュリティー体制についても深刻な疑問を抱かざるを得ない結果になりました。私たちはBSBの主催者側にも密接に働きかけ、今後２度とこのような事態が発生する事のないように注意を払っていきます。」
「バイクの盗難後に、多くの協力をしてくださった全てのメディア関係者やファンの方に、心から御礼を申し上げます。」
「今回の結果（総合４位）にも表れていますが、リズラ・スズキがより強いチームになる事をお約束できると思います。チームはノックヒルで来週行われるレースを既に楽しみにしています。」
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