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2006年7月2日
シリーズ第9戦イギリスGPの決勝レースは2日、ドニントンパークで行われ、ポールポジションのダニ・ペドロサが独走で今季2勝目を飾った。
気温27度。路面温度45度のドライコンディションの中、クラス最多3度目のトップグリッドからスタートした20歳のスペイン人ライダーは、12ラップ目にトップを奪回すると、連続ベストラップを叩き出して後続のライバルたちを引き離し、シーズン2度目のポール・トゥ・ウインを決めた。
前戦TTアッセンで右手首を骨折したバレンティーノ・ロッシは、12番グリッドから徐々にポジションアップ。終盤に2位争いのグループに追いつくと、第7戦カタルーニャGPの転倒でまだ万全の調子ではないマルコ・メランドリとの2位争いに競り勝った。
ケーシー・ストーナーは、ケニー・ロバーツ・ジュニアとの4位争いに勝ち、コーリン・エドワーズが6位でゴール。30戦連続となるポイント連取の記録を伸ばすと、ニッキー・ヘイデン、ジョン・ホプキンス、ロリス・カピロッシ、カルロス・チェカがトップ10入りした。
14番グリッドの玉田誠は、最終ラップにランディ・ド・プニエを抜いて11位フィニッシュ。中野真矢は8位走行中の14ラップ目にマシントラブルでリタイアした。
チャンピオンシップは、7位でゴールしたヘイデンが9ポイントを加算して通算153ポイントに到達し、ペドロサは26ポイント差に詰め、ロッシが35ポイント差でランク4位から3位に浮上した。
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