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アッセン125cc決勝 バウティスタ「自分の走りに攻めが足りない」
インテリマーク編集部
2006年6月29日

6月24日、オランダのアッセンサーキットでMotoGP125ccクラスの決勝レースが行われた。レース中の気温は18度、路面温度は22度、湿度は32%となり、路面状況は完全ドライに恵まれている。

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■今期2回の表彰台独占を果たしたマステルMVAアスパルチーム

今年の125ccクラスで圧倒的な強さを誇るマステルMVAアスパルチームだが、前回の彼らの母国GPとなったカタルーニャでは優勝から4位までを独占するという快挙を達成している。マステルMVAアスパルチームは今期のトルコGPでも表彰台を独占しており、チームでの表彰台独占はこれで2度目だ。

■強豪アスパル勢の顔ぶれ

カタルーニャGP終了時点のポイントランキング1位は同チームのアルバロ・バウティスタ。バウティスタは昨年のホンダ時代は年間ランキング15位のライダーだったが、今期はマステルMVAアスパルでアプリリアを駆り、開幕戦のヘレスと2戦目のカタールでいきなり連勝を果たした。

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ル・マンではレース中のマシントラブルにより表彰台を目前にしてエンジンがストールし、表彰台を逃す事になったが、それ以外はクリーンな走りで堂々と表彰台を獲得し続けており、前回のカタルーニャでは今期3度目の優勝を果たしている。

また、バウティスタのチームメイトのマティア・パッシーニは昨年ランキング4位のライダーであり、イタリアGPの熾烈なブレーキング合戦でバウティスタを制して母国優勝を果たした。その他にも、スタートに出遅れても終盤では表彰台争いに参加してくる地味ながら安定したセルジオ・ガデアや、トルコで優勝を果たしたエクトル・ファウベルなど、マステルMVAアスパルチームは常に安定して今年の上位に食い込んでいる。

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■アスパルの牙城を切り崩したいライバルたち

この強豪アスパル勢の独走を食い止めたいのが、昨年はトーマス・ルティーに敗れてランキング2位に終わったKTMのミカ・カリオだ。カリオはカタルーニャ終了時点でランキング2位につけており、中国ではアスパル勢から優勝を奪っている。

また、常にトップグループに加わるデルビのルーカス・ペセックや、開幕戦前のテストで鎖骨を骨折して苦しい序盤を過ごしていたものの、フランスで優勝を果たしてからは復調の傾向にあるエリット・カフェラテ(ホンダ)の昨年度チャンピオンであるトーマス・ルティーが、シーズン後半のアスパル勢とのランキング争いにどこまで食い込むかにも注目が集まるだろう。

■KTM、フリアン・シモンの代役はイギリスGPから出場

カタルーニャで右太ももの大腿骨を骨折し、最低でも2ヶ月間は欠場する事が決定しているKTMのフリアン・シモンだが、彼の代役は今回のアッセンには出場していない。

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KTMの公式発表によれば、次戦のイギリスGPでは16歳のスイス人であるランディ・クルメンナッハがシモンの代役を務める事が決定している。

クルメンナッハは現在ドイツ選手権に参戦中のライダーであり、同選手権ではランキングトップに位置している。

■葛原選手はアッセンに続きイギリスでも小山選手の代役を担当

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(写真提供:motogp.com)

カタルーニャの予選中に左手首を骨折した小山選手の代役として、今回のアッセンでは葛原大陽選手がマラグーティからの出場を果たしている。尚、マラグーティの公式発表によれば、小山選手は次戦の欠場も決定しており、葛原選手は今回に続いてイギリスGPでも代役を務める。

■スターティング・グリッド

写真1列目ポールポジションはランキング2位につけるKTMのミカ・カリオ2番グリッドはポイントリーダーであるマステルMVAアスパルのアルバロ・バウティスタ3番グリッドはデルビのルーカス・ペセック4番グリッドはマステルMVAアスパルのセルジオ・ガデア

2列目5番グリッドはマステルMVAアスパルのマティア・パッシーニ、6番グリッドは同じくマステルMVAアスパルのエクトル・ファウベル、7番グリッドはカンペテーラ・レーシングのアンドレア・イアンノーネ、8番グリッドにはルーカス・ペセックのチームメイトであるデルビのニコラス・テロール。

3列目9番グリッドはジレラのシモーネ・コルシ、10番グリッドにはマルチメディア・レーシングのパブロ・ニエトが続いた。

昨年度チャンピオンのトーマス・ルティーは19番グリッド、マラグーティ・アジョ・コルセの葛原大陽選手36番グリッドからのスタート。

■ウォームアップラップでペセックがマシントラブル

レース開始直前のウォームアップラップ、3番グリッドを獲得していたデルビのルーカス・ペセックのマシンにトラブルが発生した。ペセックはセカンドマシンへの乗り換えを余儀なくされ、最後尾からのスタートとなった。

■レース開始、カリオが好スタート

シグナルが消え、各ライダーが一斉にホームストレートを加速し1コーナーに飛び込む。ホールショットを奪ったのはKTMのミカ・カリオ、その後ろにはアルバロ・バウティスタを始めとするマステルMVAアスパル勢が続く。

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オープニングラップの1コーナーから続く複合ループを最初に抜け出したのはKTMのミカ・カリオ、後ろから2番手のアルバロ・バウティスタ、3番手のセルジオ・ガデア、4番手のエクトル・ファウベル、5番手にはカンペテーラのアンドレア・イアンノーネ、6番手には11番グリッドからスタートしたヒューマンゲスト・ホンダのガボール・タルマクシが続いた。

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2ラップ目、コントロールラインを先頭からカリオ、2番手のバウティスタ、3番手のガデア、4番手のファウベル、5番手のイアンノーネ、6番手には12番グリッドからスタートしたバルジール・セードルフ・レーシングのファブリツィオ・ライ、7番手にはマステルMVAアスパルのマティア・パッシーニ、8番手まで順位を落としたタルマクシ、9番手にはジレラのシモーネ・コルシ、10番手にはエリート・カフェラテのトーマス・ルティーが通り抜けた。長い1列のラインが1コーナーに向かう。

■団子状態の後、セルジオ・ガデアがトップに

セルジオ・ガデアはバウティスタの前を奪い2番手に浮上し、3番手となったバウティスタはガデアの背後で加速を続けている。

3ラップ目、先頭集団が団子状態となり1コーナーに飛び込む。先頭を奪ったのはセルジオ・ガデア、2番手にミカ・カリオ、3番手にファウベル、4番手にアルバロ・バウティスタ、5番手にはイアンノーネとライを交わしたパッシーニが浮上。

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すぐにバウティスタはファウベルを交わし3番手に。

4ラップ目、先頭からガデア、2番手のカリオ、3番手のバウティスタ、4番手のパッシーニ、5番手のファウベル、ライ、コルシ、イアンノーネが1コーナーに飛び込む。タルマクシは11番手、トーマス・ルティーは12番手に後退。

■先頭はバウティスタ

右コーナーの飛び込みでバウティスタはカリオのインを奪い2番手に浮上。さらにストレートで先頭の3台は並びかけ、トップに躍り出たバウティスタの後ろに2番手となったカリオと3番手のガデアのバイクが並ぶ。

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ここでカリオが再びバウティスタの前に出ると、2番手となったバウティスタの真後ろに3番手となったパッシーニがつけ、その横に並んだガデアは列に入りきれずに後退し、4番手となったファウベルにも抜かれて5番手に。

■ランキングトップを争う二人の熾烈なトップ争い

5ラップ目に入るとバウティスタはカリオからトップを奪い、先頭からバウティスタ、2番手のカリオ、3番手のパッシーニの3台が集団をリードする形となった。やや遅れて4番手のファウベルと5番手のガデアが続いている。

カリオはすり抜けるように左コーナーでバウティスタの前を奪い再びトップに。

6ラップ目、4番手のファウベルの後ろに、背後から浮上してきた14番グリッドスタートのマイク・ディ・メッリオが5番手につけ、ガデアは6番手に後退。

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ディ・メッリオはそのままファウベルのポジションも奪い4番手に。

■驚異的な追い上げを見せる最後尾スタートのペセック

最後尾の44番グリッドからスタートしたデルビのルーカス・ペセックは16番手まで順位を挽回している。

7ラップ目、バウティスタがカリオから先頭を奪うが、すぐにカリオがこれを奪い返す。

コントロールラインを先頭からカリオ、2番手のバウティスタ、3番手のパッシーニ、4番手を奪い返したファウベル、5番手のディ・メッリオ、6番手のガデアが通過して行く。

■一度は後退したガデアがファーステストを連発

ガデアはファウベルとディ・メッリオの2台を交わして3番手に浮上。ディ・メッリオの後ろには7番手まで順位を挽回したトーマス・ルティー、8番手にはガボール・タルマクシ。

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8ラップ目、カリオとバウティスの2台がやや後続を離し始め、3番手のガデアがファーステストを連発しながら追い上げている。

■マラグーティ、小山選手とマブーの2名揃って欠場へ

9ラップ目、葛原選手のチームメイト、マラグーティのアレクシ・マブーが31番手を走行中に激しく転倒し宙を舞った。

アレクシ・マブーはチームメイトの小山知良選手と同様に今期は怪我が相継ぎ、カタルーニャの転倒で負った怪我を押しての出場だった。今回の転倒で膝を強打したマブーは次回のイギリスGPには欠場し、その代役を今回のアッセンにAbbink Bos Racingからワイルドカード出場をしているドイツ人のゲオルク・フレーリッヒが担当する。

マラグーティ・アジョ・コルセは次回のイギリスGPでは2名のレギュラーライダーが欠場し、両方に代役ライダーを起用する事となってしまった。

■再び前を奪い合うカリオとバウティスタ

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10ラップ目、バウティスタが再び1コーナーの進入でカリオを交わしてトップに立った。2番手のカリオの後ろにはハイペースで追い上げた3番手のセルジオ・ガデアが迫っている。カリオはバウティスタを交わしてトップに逃げ込んだ。

先頭集団はカリオ、バウティスタ、ガデアの3台となり、その2.5秒後方にはファウベルとパッシーニ、さらにその1秒後方には6番手のディ・メッリオ、7番手まで順位を上げたマルチメディア・レーシングのパブロ・ニエト、8番手のトーマス・ルティーが続く。

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11ラップ目、第2集団のパッシーニは右コーナーでファウベルのインを刺して4番手に浮上。前方ではバウティスタとカリオが接近して先頭を争い、それに少し遅れてガデアが追走している。

■ペセックがついに第2集団まで順位を挽回

デルビのルーカス・ペセックは激しい追い上げを続けており11番手まで浮上。

12ラップ目、ペセックは9番手に浮上し、ついに4番手のパッシーニから連なる第2集団に追いついた。ディ・メッリオはペースを維持できずに第2集団から後退。

13ラップ目、第2集団の4番手のパッシーニ、5番手のファウベル、6番手に浮上したペセック、7番手のタルマクシ、8番手のコルシ、9番手のニエト、10番手のルティーが激しく前を奪い合う。

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14ラップ目、最後尾からの驚異的な追い上げを見せたペセックがパッシーニを交わし、第2集団のトップに立った。前方にはトップを行くカリオ、2番手のバウティスタ、3番手のガデア。

15ラップ目、バウティスタがカリオからトップを奪い、順位は先頭からバウティスタ、2番手のカリオ、3番手のガデア、4秒後方に4番手のペセック、5番手のファウベル、6番手のコルシ、7番手のパッシーニ、8番手のタルマクシが続く。

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■先頭集団に加わりたいペセック

4番手のペセックは第2集団を徐々に離して先頭の3台を追うが、なかなか差は縮まらない。

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17ラップ目、序盤に第2集団の中で勢いを見せたアンドレア・イアンノーネが14位を走行中に右のタイトコーナーを曲がりきれずにグラベルへ直行。

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18ラップ目、先頭からバウティスタ、カリオの2台が前を争うのを追走する形で3番手のガデアが窺っている。4番手のペセックはガデアから5.3秒離され、それ以上ペースが上がらずに後方のシモーネ・コルシが差を詰めてきている。

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19ラップ目、先頭集団のバウティスタ、カリオ、ガデアの3台が差を詰める中、4番手のペセックと5番手のコルシが第2集団から揃って抜けだし始めた。6番手のパッシーニがそれを追いかけ、さらにその後方に7番手となったルティーと8番手のファウベルが続く。

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■突如先頭に立つガデア

20ラップ目の1コーナー、トップ2台の後ろで力を温存しながら3番手を走行していたガデアが先頭のバウティスタと2番手のカリオを一気に交わしてトップに浮上した。カリオは慌てて次のブレーキングでバウティスタを交わし2番手に浮上。バウティスタは3番手に後退。

その後方の第2集団では、一度は抜け出したペセックとコルシに、6番手となったルティーが迫った。その後からパッシーニとファウベルがルティーを追う。

21ラップ目、先頭に立ったガデアが必死で逃げ切ろうと猛ダッシュをかけるが、それにカリオが食い下がる。一度はガデアが2番手のカリオと3番手のバウティスタを離しかけるが、コーナーの進入でカリオに追い詰められ、ガデアは必死で逃げる。

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後方の第2集団では、シモーネ・コルシがルーカス・ペセックを交わして4番手に。

■ガデア対カリオとバウティスタ

ファイナルラップの22ラップ目、先頭からガデア、2番手のカリオ、3番手のバウティスタ、6秒後方から4番手のコルシ、5番手のペセック、6番手のパッシーニ、7番手のルティー、8番手のファウベルの順に1コーナーへ飛び込む。1コーナーでミカ・カリオのインを奪ったアルバロ・バウティスタは2番手に浮上し、先頭を行くチームメイトのセルジオ・ガデアを追う。

必死で逃げるガデアの背後にバウティスタが迫った。バウティスタの真横にはミカ・カリオも並ぶ。

■バウティスタがあわや転倒

写真最後の折り返しのコーナーでカリオとバウティスタが並んでガデアを抜いた。勢いの余ったカリオのラインに少しバウティスタが押し出されてコースを外れ、すかさずガデアが前に出る。遅れたバウティスタはすぐにコースに戻り、先頭のカリオの後ろのガデアに並びかけた。

■ミカ・カリオ、今期2度目の勝利

トップでチェッカーを受けたのはKTMのミカ・カリオ。後ろでガデアとバウティスタは並んでチェッカーを受けたが、僅か0.006秒差で2位表彰台を獲得したのはマステルMVAアスパルのセルジオ・ガデア、チームメイトのアルバロ・バウティスタは惜しくも3位表彰台となった。

写真後方から4位でチェッカーを受けたのはジレラのシモーネ・コルシ、5位は最後尾からの熾烈な追い上げを見せたデルビのルーカス・ペセック、6位はマステルMVAアスパルのエクトル・ファウベル、7位は同じくマステルMVAアスパルのマティア・パッシーニ。

エリット・カフェラテのトーマス・ルティーは最終ラップの第2集団の中で順位を落とし、9位でチェッカーを受けた。

小山知良選手の代役としてマラグーティから出場した葛原大陽選手は、28位でアッセンTTを終えている。

表彰台の上ではミカ・カリオとセルジオ・ガデアが笑顔で話し合い、3位のアルバロ・バウティスタだけは少し不機嫌そうに前を見ている。

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■各ライダーのコメント

以下にレース後の各ライダーのコメントを示す。

優勝)ミカ・カリオ FIN レッドブル・KTM

スタートは大成功でしたし、レース中も凄く自信がありました。

写真最初の作戦は先頭でそのまま逃げ切る事でした。それでオープニングラップは激しく攻めたんですが、後続を引き離す事は無理だと分かりました。他のライダーも速いので逃げ切り作戦はやめて、誰か一人が前に出たら後ろから走りを観察しながら計画を練って、最終ラップで前に出る事にしました。

コーナーでは誰よりも少し深くまでブレーキを遅らせる事ができていましたが、最後の数周は二人のライダーが一部の区間では自分より前に出るようになり、だんだんチェッカーを受ける時の事が不安になりました。

ファイナルラップの高速左コーナーにはほとんど同時に飛び込みましたが、次のシケインの入り口では二人に前に出られてインを閉められそうになりました。とにかく入れる隙間を見つけて前輪を彼らの間に飛び込ませた後は全力でプッシュしました。

今回の貴重な勝利には凄く満足しています。お陰でトップとのポイント差を少し縮める事ができました。差は今でも大きいですけど、シーズンはまだ半分過ぎたばかりです。前回のレースでは転びましたが今回は優勝ですので、まだ先の事はわかりません。

今回のレースはレーサーにとって凄く楽しめるものでした。全体を通して接近戦でしたし、一貫して速いペースでしたからね。

自分のKTMのマシンはレースウイークを通して完璧な走りでした。バルセロナで新しいセッティングを見つけてからは凄く自信が持てるようになっています。

2位)セルジオ・ガデア SPA マステルMVAアスパル

写真またここに戻ってこれました。今回の表彰台は前回のレースよりも楽に獲得できたので今後の期待につながりますね。

ファウベルが意図せずに自分を押し出す形になってしまい、バウティスタとカリオから少し遅れてしまいましたが、その後はうまく追い上げる事ができて二人を捕らえる事ができました。

終盤はストレートでいつも二人に抜かれて大変でした。リアタイヤに少しトラブルが出ていたのでマシンが滑ってうまく加速できなかったんです。だから最後の2周で二人を抜いて引き離す作戦でしたが、全員が同じようなペースで走っていたのですぐに背後に迫られました。

最終ラップでバウティスタに抜かれて、その後はシケインの入り口でブレーキを遅らせて抜き返そうとしたら二人がさらにブレーキを遅らせて飛び込んできたのでカリオにも前に出られて離されましたが、最後はバウティスタが運のない形になり自分は2位になる事ができました。

カリオとの差は10ポイントのみになりましたから、今後が楽しみです。

3位)アルバロ・バウティスタ SPA マステルMVAアスパル

写真後味の悪い表彰台です。

終盤まではお互いにいいレースをしていましたが、最後はカリオにコースから押し出されて3位になりました。

ただ、レース全体を通してはポイントも獲得できましたから満足です。チームはいつも信頼できますし、常に上位を争えるように頑張ってくれています。

レースの最後にミカと自分は強引に飛び込んで争いましたが、自分が少し緊張した事もコースアウトの原因だと思います。今後も無茶をする気はありませんが、ただ、もう少し積極的に攻める事も必要だと感じました。

今回は勝てるレースを失いましたが、ドニントンに向けての大きな力にはなりました。今日のような負け方を今後は決してしないつもりです。

接触する事で勝利を阻止されたという感じです。

4位)シモーネ・コルシ ITA スクアドラ・コルセ・メティス・ジレラ

スタートは成功したのに1コーナーでミスを連発してしまい、気がついたら12位くらいまで順位を下げていました。

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(写真提供:motogp.com)

複合コーナーの中でブレーキを強くかけすぎたらバイクから飛び出しそうになってしまい、そこでタイムと順位を落としたんです。

その後は調子を上げて速いペースで走れただけに残念です。今日は過去最高位を目指してましたし、表彰台も可能だと思っていました。凄く頑張って自分を助けてくれたチームの全員に心から感謝します。

今はもう次のドニントンパークを楽しみにしています。大好きなサーキットですし、もっと調子を上げて表彰台を狙います。

5位)ルーカス・ペセック CZE デルビ・レーシング

5位まで挽回できた事は喜ぶべきでしょうが、同時に初優勝ができた筈のレースでこんな事になって怒り狂っています。

最初のトラブルを除けばマシンは完璧でしたし、自分のペースも先頭集団より速かったんです。

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(写真提供:motogp.com)

オープニングの1コーナーには目をつぶって飛び込み、そしたら18位になってました。その後はさらに20人くらい抜きまくり、最終的には合計で39台を交わしました。

最後尾からスタートするのは嫌な感じでしたが、面白いレースにはなりましたね。チームは凄く頑張ってくれましたが、今回の自分たちには運がなかったようです。

この調子で今後も続けていけば、遅かれ早かれ表彰台の真ん中に立てる日は来る筈です。

6位)エクトル・ファウベル SPA マステルMVAアスパル

写真このサーキットでの準備は万全だったので凄く悔しいです。

スタートはうまくいって、バウティスタやカリオ、パッシーニと一緒に先頭に並ぶ事ができましたが、彼らは序盤から凄く速いペースで逃げていってしまいました。

何周かするとパッシーニも先頭集団について行けなくなり第2集団に落ちてきました。彼とは最後まで争って最終的には競り勝つ事ができましたが、先頭集団は速すぎて追いつくのはとても無理でした。

28位)葛原大陽 JPN マラグーティ・アジョ・コルセ

マシンに慣れるのにもう少し時間があれば良かったと思います。

エンジンは凄く強力ですね。ただ、最後の方ではかなり熱を持ってました。


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