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2006年6月24日
シリーズ第8戦TTアッセンの決勝レースは24日、TTアッセンで行われ、ニッキー・ヘイデンが今季初優勝。ホンダに最高峰クラス通算200勝目をもたらした。
気温23度。路面温度29度のドライコンディションの中、2人のアメリカ人ライダー、3番グリッドのコーリン・エドワーズと4番グリッドのヘイデンは終盤にスリリングなバトルを展開。ゴールライン手前のシケインで2人はコースアウトを喫し、エドワーズが転倒。ヘイデンが昨年第8戦アメリカGP以来17戦ぶりに通算2勝目を飾った。
2番グリッドから3番手を単独走行していた中野真矢は、最高峰クラスで自己最高位となる2位でフィニッシュ。カワサキにドライコンディションでのベストリザルトをもたらした。
ダニ・ペドロサは、ケーシー・ストーナーを0.030秒差で制して今季4度目の表彰台を獲得。ケニー・ロバーツ・ジェニア、ジョン・ホプキンスが続いた。
前戦カタルーニャGPの多重クラッシュで体調が万全でないマルコ・メランドリは、7位でゴール。胸の痛みに耐え抜いたロリス・カピロッシは、ポイント圏内の15位で完走した。
初日に右手首を骨折したバレンティーノ・ロッシは、18番グリッドからポジションアップ。最後は8位でゴールすれば、カルロス・チェカとクリス・バーミューレンがトップ10入りした。
13番グリッドの玉田誠は11位。セテ・ジベルナウの代役アレックス・ホフマンは12位。レースに復帰したエドワーズは13位でフィニッシュ。ピットレーンからスタートしたランディ・ド・プニエは14位だった。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのヘイデンが25ポイントを加算し、ライバルたちとのアドバンテージを広げた。ペドロサは42ポイント差でランク2位に浮上。貴重な1ポイントを稼いだカピロッシは44ポイント差のランク3位。ロッシは46ポイント差でランク4位。
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