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2006年6月15日
MotoGP250ccのルーキーイヤー5戦目にして3位表彰台を獲得したレプソル・ホンダの青山周平選手にとって、今回のカタルーニャは初のサーキットではない。
GPフル参戦が今年初めてとなる周平選手にとって、今シーズンは殆どのサーキットが初めて走るサーキットばかりだが、今回のカタルーニャはプレシーズンのIRTAテスト中に走行経験があり、いつものテレビゲームによるコース学習に頼らなくても良い貴重なサーキットだ。
また、チームメイトの周平選手が徐々に調子を上げていく中で、レプソル・ホンダのエースライダーであるセバスチャン・ポルトは苦しいシーズン序盤を過ごしている。昨年のアプリリアのマシンからホンダへの乗り換えに手間取り、未だに納得の行くマシンセッティングが得られていないようだ。
現在のランキングは14位と低迷しているアルゼンチンのベテランライダーであるセバスチャン・ポルトは、カタルーニャでも引き続き昨年のレベルと同等のマシン作りを目指す。
■周平選手、ライバルと同じ条件で戦えるカタルーニャ
青山周平選手は現在自宅のあるスペインのバルセロナに戻り、コースを新たに覚える必要がなく、久しぶりにライバルたちと同じ条件で戦えるカタルーニャGPを楽しみにしている。
「良く知らないサーキットが続きましたが、今週はやっとテストの経験があるサーキットに戻ってこれました。」と周平選手。
「今回のレースはライバルたちと同じ条件でレースへの準備が進められると思います。気象条件は3月のテストの時とは全然違うと思いますが、少なくともコースを覚えるために時間を費やす必要はなくなります。」
「カタルーニャからは3連戦ですから、今シーズンの重要なフェーズに入ります。いいレースをしてまたフランスと同じように表彰台を目指して戦いたいですね。」
■カタルーニャでのIRTAテスト初日の調子を取り戻したいポルト
今期は序盤からの不調が長引いたセバスチャン・ポルトは、今年3月のIRTAテスト初日には7番手タイムを記録したカタルーニャでは、順調にマシンセッティングが進む事を期待している。
「プレシーズン中のバルセロナでのテストはとても調子が良かったので、今回は速いライダーたちと戦えるようにレースウイークの最初からマシンの改善作業が進む事を期待しています。」とポルト。
「前回のムジェロでは調子が上がらず、またトップからかなり引き離されるレース結果に終わりましたが、バルセロナで今の流れを断ち切りたいと思っています。自分は近くに住んでいるので、ここのサーキットはホームGPみたいなものです。」
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