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２００６年６月１５日
 ６月１１日にスペイン自宅近くでマウンテンバイクによるトレーニング中に右腕を骨折し、翌日の１２日に手術を受けたフォルツナ・アプリリアのMotoGP250ccライダーであるエクトル・バルベラ（写真左）の代役ライダーが公式発表された。
フォルツナ・アプリリアの公式発表によれば、彼の代役は今期アプリリアの開発ライダーとして活動中のアレック・デボンだ。
今期アレックス・デボンはヘレスの開幕戦と２週間前のイタリアＧＰにスポット参戦しており、前回のイタリアではトップ集団で活躍して５位の好成績を収めている。
アレックス・デボン（写真下）は明日のカタルーニャＧＰにフォルツナ・アプリリアチームから参戦する事が決定しており、今回の抜擢について以下の喜びのコメントを発表している。
「チームの選手の怪我については残念ですが、カタルーニャＧＰにも参戦できる機会を頂けた事を大変に嬉しく思います。」とデボン。
「日曜日はヘレスでCEV(スペイン選手権）を観戦していましたが、その夜に電話でエクトルが怪我をしたのでモントメロへの準備をして欲しいとチームから連絡をもらいました。」
「ムジェロではいいレースができましたが、リズムを途中で崩してしまい先頭グループから遅れてしまいましたので、今回はもっと上の成績を狙いたいです。」
尚、怪我を負ったエクトル・バルベラは来週の月曜日からリハビリを開始する予定にあり、自身の母国グランプリである明日からのカタルーニャＧＰを欠場する事が決定している。
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