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2006年6月14日
今週のカタルーニャより各MotoGPチームは、アメリカのラグナ・セカまでの6週間に5レースをこなすという忙しいシーズンの中盤戦を過ごす事になる。
■エリアスの自宅から30kmの距離にあるカタルーニャ・サーキット
フォルツナ・レーシングチームの若手二人、マルコ・メランドリとトニ・エリアスは、気力を絶やす事が許されないこの連続週間の「マラソンレース」に向けての準備を進め、カタルーニャへの意欲を高めている。
さらに、地元スペイン出身のトニ・エリアスは、カタルーニャ・グランプリが開催されるモントメロ・サーキット(カタルーニャ・サーキット)から約30kmの距離に住んでおり、彼にとって今回は真の意味でのホームGPとなる。
■バルセロナからの復調を信じるエリアス
地元ファンの為にも好成績を残したいトニ・エリアスは、前回のムジェロ翌日のテストではバイクへの理解をより深めたとして、地元レースに向けての自信を示している。
「地元の観客の前で走るのは最高です。特に今回は難しい状況の中にいますから、ファンの声援が力になってくれる筈です。」とエリアス。
「ここのレースにはもっといい成績を残してから来るつもりでしたが、残念な事に過去3レースの間ずっと解決できない問題に苦しめられている状態です。ムジェロ翌日のテストでは色々試してバイクの状態を理解し、今後の作業の方向性は掴めましたので、チームが用意しているいくつかの解決策がきっとバルセロナではいい結果に繋がると信じています。」
「今は体調もいいしレースへの意欲もすごく高いです。自分自身も楽しめるようになりたいですし、ファンの声援にも応えたいですね。」
「バルセロナはF1サーキットですし度胸のいるコースレイアウトですが、最大限の力を出していい結果を残すつもりです。」
■ムジェロ翌日のテストでトップタイムを記録したメランドリ
また、トニ・エリアスのチームメイトであり、現在ポイントランキング3位のマルコ・メランドリは、前回のムジェロでのテストでトップタイムを記録してからカタルーニャでのレースウイークが待ちきれなくなったと述べている。
「ムジェロのテストで最高の結果を出しましたから、サーキットに戻るのが待ち遠しかったです。」とメランドリ。
「前回のレースウイークを通していいトラクションが得られるように調整し、翌日の月曜日にはコーナーでスピードを出す事に集中できましたから、今回は期待が持てますよ。」
「バルセロナに向けて自信はあります。コースはムジェロに似ていますし、いいベースセッティングも見つけてありますからスペインでもいい走りができると思います。コースレイアウトは好きですし、過去にも満足のいく結果を残していますからね。」
「MotoGPでは過去2年間の2回とも表彰台を獲得していますから、今回も表彰台は狙えると思います。シャンパンの味を忘れかけてますから、しっかり味を確かめたいです。」
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