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2006年6月13日
SBKの昨年度チェンピオン、アルスター・スズキのトロイ・コーサーが、現在ブルノで行われているSBKタイヤテストを欠席している。原因は水疱瘡だ。
このブルノでのピレリタイヤのテストセッションは6月12日からの3日間を予定しており、チェコのブルノサーキットで現在行われているが、アルスター・スズキのトロイ・コーサーはテスト前日の11日に水疱瘡を発症し、今回の参加を断念した。
アルスター・スズキの公式プレスは、「プロライダーは常に全力を注ぎこんでバイクを楽しんでいる一種の『大きな子供』と見られがちですが、今回世界チャンピオンのトロイ・コーサーは15才以下の子供しかあまりかからない水疱瘡にかかり、『大きな子供』としての地位を確立しました。」と報じている。
実際のところ水疱瘡は、希ではあるが15才以上の大人でも発祥する事はある。家庭の中に水疱瘡にかかった子供などがおり、一度も発症した経験のない家族がいる場合は80%から90%の確率で感染する。
今回のコーサーの場合は、彼の子供から感染したものらしい。コーサーは赤くて痒い発疹が消えるまでは出歩かない事を決めており、特に今後のレースに影響が出るものではない。
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