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2006年6月12日
今週のカタルーニャより、スペイン、オランダ、イギリスでの3連戦が行われる。今期最初の表彰台を目指すリズラ・スズキ・チームは、モントメロ・サーキット(カタルーニャ・サーキット)でのマシンセッティングとブリヂストンタイヤのテストに初日から忙しくなりそうだ。
昨年はジョン・ホプキンスがリタイアする等、ブリヂストン・ユーザーにとってカタルーニャはあまり相性の良いサーキットとは言えなかったが、今期のブリヂストンは多くの点で苦手なサーキットを克服する傾向にあり、スズキチームにとってもそれは例外ではない。
また、今回のレース結果により、3月のカタルーニャからのスズキGSV-Rの改善度合いもはっきりする事だろう。ジョン・ホプキンスもクリス・バーミューレンも今年のIRTAテストにおいてカタルーニャでは好タイムを記録している。
特にクリス・バーミューレンにとっては3月5日の雨の公式セッション(BMW杯)で初めてトップ5に入った幸先の良いサーキットだ。この時クリス・バーミューレンは「BMWを貰っても全く困らないので全力でプッシュしてみた」と述べている。
リズラ・スズキ・チーム監督のポール・デニングはカタルーニャに向けて、以下の通りコメントしている。
「ここ最近の好成績の流れを持って、前向きな姿勢でバルセロナにチームは向かっています。」とデニング監督。
「クリスにとって走った経験のあるサーキットは4レースぶりですから、今回はコースレイアウトを学ぶ事に集中する必要がありませんので最初からいいペースで走ってくれると思いますよ。走ればすぐに思い出してくれるでしょうからね。」
「ジョンは今年最初のここでのテストは好調でしたし、楽しめたようですから、いい結果に向けて貪欲な姿勢でいますよ。」
「ファクトリーとチームは出来る限りのハードワークを続けて、マシンの本来性能がそのまま結果に繋がるよう努力しています。全てのスポンサーとファンの皆さんは私たちがさらに進展を遂げる事を信じて頂いて構いません!私たちは最大限の努力を惜しまないつもりです。」
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