MotoGP 速報ニュースサイト インテリマーク
  新着ニュース 2006年冬季データ 2006年のMotoGP年間予定、及び各クラスの結果 2006年のMotoGP各クラスのポイントランキング ライダー情報 - coming soon - サーキット情報 - coming soon - インテリマークフォーラム/2輪ロードレースカレンダー/MotoGP天気予報/世界サーキット時計 お問い合せ  
インテリマークフォーラム/MotoGPカレンダー/MotoGP天気予報/世界サーキット時計 当サイトへの広告掲載のお問い合わせ
  元のページに戻る          
WCT 藤波選手、体調的に苦しい戦いとなった日本グランプリ
インテリマーク編集部
2006年6月11日

世界トライアルの第4戦日本グランプリが、MotoGPイタリア・グランプリと同日の6月3日と4日の二日間、ツインリンクもてぎで行われた。観客動員数は約1万人。

写真

日本期待の元世界チャンピオンのフジガスこと藤波貴久選手は、3月のインドアトライアルでの左人差し指の剥離骨折と腰を強打した事による痛みから苦しいシーズン開幕を迎えたが、第2戦のポルトガルでは痛みに耐えてフジガス本人も驚く優勝に輝き、年間ランキングの3位に浮上した。

■アメリカで落としたポイントを母国で取り返したいフジガス

前回の第3戦、アメリカ・グランプリでは初日と二日目を6位と5位に終わり、年間ランキングを4位に下げる結果となったが、藤波選手は母国グランプリでのポイント挽回を目指して今回のツインリンクもてぎでの勝負に挑んでいる。

現在ランキングトップを行くアダム・ラガ(Gas Gas)は常にミスが少なく、シーズンを通して高いポイントを獲得する事が予想されており、タイトル奪還を狙う藤波選手にとって日本グランプリは落としたくない試合だ。

■ツインリンクもてぎ内のトライアルコース

写真ツインリンクもてぎ内のコースはほぼ昨年と同様の形態が取られ、二つの主要コースに分けられている。第2区間から第7区間はロードレースコースのビクトリーコーナーの奥にあるダートコース場に設けられており、泥のある急な斜面が樹木を目印にコース取られている。

また、第1区間と最終区間は様々な要素が統合された人工的な競技場となっており、さらに第11区間と12区間はサーキットのオーバルコースに内接したロードレースコースの2コーナー側に位置する砂地の岩斜面が利用されている。

■1日目(土曜日)

初日ツインリンクもてぎの天候は曇り、気温は20度。

もてぎのコースは藤波選手とドギー・ランプキンが駆る2006年HRCワークス仕様のトライアルバイクであるCota4RTに適していたが、初日は二人ともあまり調子を上げる事ができなかったようだ。

この日の勝利者は、開幕戦のスペインで優勝したアントニオ・ボウ(Beta)。2位は現在ポイントランキングのトップを行くアダム・ラガ(Gas Gas)だ。3位には今期初めて表彰台を獲得したアルベルト・カベスタニー(Sherco)。

ボウはオープニングラップから安定したライディングを見せ、44失点で初日のトップを飾った。続くラガは最初のラップでのミスを挽回する事ができず、トップと僅かに1ポイント差の45失点。3位のカベスタニーは47失点となり、開幕戦からの不調を覆す嬉しい表彰台となった。

藤波選手は49失点で惜しくも4位となり初日の母国での表彰台を逃している。チームメイトのランプキンは52失点の5位。

■2日目(日曜日)

写真2日目は晴天に恵まれ、気温は24度まで上昇した。

この日の勝利者は初日3位のアルベルト・カベスタニーアダム・ラガは中盤に追い上げを見せたが、カベスタニーの終始安定したライディングには届かず2位に。

尚、この日午前の第1ラップの大半をリードしたのはHRCのドギー・ランプキンだったが、終盤にミスをして午前中の3位に後退している。

午後には藤波選手とランプキンの二人がチームメイト同士で順位を争ったが、この3位争いを制したのはイギリス人のドギー・ランプキン藤波選手は最終日も4位に終わり、日本での表彰台を逃す結果となった。

トップのカベスタニーはこの日14失点、ラガは18失点、藤波選手を5失点差で制したランプキンは26失点だった。

■ポイントランキングをひとつ後退させた藤波選手

復調したカベスタニーの浮上により、日本グランプリ終了後の藤波選手のポイントランキングは5位に後退した。

今年はシーズン序盤から骨折の影響により苦しむ藤波選手だが、日本グランプリを終えて以下の通りコメントしている。

「まだ体調は完全ではありませんが、ホームグランプリではいい成績を見せたいと思っていました。」と藤波選手

写真

「ですから今回の結果は自分にとってもチームにとってもがっかりです。今までに経験した日本グランプリの中では最悪の成績です。体調が万全じゃない状態でいい演技をするのは難しかったですね。」

「これからいくつかのテストをこなす予定ですが、残りのラウンドでは体調が戻せるようにしたいと思います。」

次回の第5戦はフランスのラ・シャトルで開催される。

以下に日本グランプリ上位の結果とポイントランキングを示す。

■日本グランプリ結果

1日目

1. Toni Bou (E-Beta), 44
2. Adam Raga (E-Gas Gas), 45
3. Albert Cabestany (E-Sherco), 47
4. 藤波貴久 (JPN-Montesa), 49
5. Dougie Lampkin (GB-Montesa), 52
6. 黒山健一 (JPN-Scorpa), 76
7. Marc Freixa (E-Beta), 80
8. Tadeusz Blazusiak (POL-Scorpa), 87
9. Jeroni Fajardo (E-Gas Gas), 88
10. 小川友幸 (JPN-Honda), 100
11. 田中太一 (JPN-Honda), 112
12. James Dabill (GB-Beta), 113
13. Shaun Morris (GB-Gas Gas), 114
14. 小川毅士 (JPN-Montesa), 124
15. 野崎史高 (JPN-Yamaha), 125


2日目

1. Albert Cabestany (E-Sherco), 14
2. Adam Raga (E-Gas Gas), 18
3. Dougie Lampkin (GB-Montesa), 26
4. 藤波貴久 (JPN-Montesa), 33
5. 黒山健一 (JPN-Scorpa), 42
6. 小川友幸 (JPN-Honda), 45
7. Toni Bou (E-Beta), 49
8. Jeroni Fajardo (E-Gas Gas), 51
9. 田中太一 (JPN-Honda), 61
10. Marc Freixa (E-Beta), 67
11. 野崎史高 (JPN-Yamaha), 85
12. Tadeusz Blazusiak (POL-Scorpa), 90
13. 小川毅士 (JPN-Montesa), 104
14. James Dabill (GB-Beta), 107
15. 渋谷勲 (JPN-Sherco), 111


■年間ランキング

1. Raga 108
2. Lampkin 90
3. Bou 87
4. Cabestany 82
5. 藤波貴久 77
6. Fajardo 65
7. Freixa 48
8. Blazusiak 39
9. Dabill 36
10. 黒山健一 21
12. 小川友幸 16
14. 田中太一 12
16. 小川毅士 11
18. 野崎史高 6
20. 渋谷勲 1



新着ニュース 元のページに戻る
mmousew-ani_120-600.gif
インテリマーク - Copyright (c) IntelliMark All Rights Reserved. -
basic_white_banner02
UA_ZOZOTOWN
ZOZOTOWN
有名建築家がデザインしたインターネット上の架空のショッピングタウン
BEAMS
adidas
PUMA
NIKE
吉田カバン