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2006年6月4日
シリーズ第6戦イタリアGPの決勝レースは4日、ムジェロで行われ、バレンティーノ・ロッシが熾烈なバトルを制し、今季2勝目を飾った。
気温20度、路面温度29度のドライコンディションの中、6人が熾烈なバトルを展開。勝敗の行方は最終ラップまでもつれ込み、王者ロッシがロリス・カピロッシとニッキー・ヘイデンのアタックを抑え、ムジェロ5連勝を達成。最高峰クラスで最多優勝ランクの単独2位に浮上する通算55勝目を地元で決め、6連覇に向けて、反撃の狼煙を上げた。
創立80周年とバイク製造60周年を記念して、70年代のカラーリングで登場したドゥカティのカピロッシが、2位争いに競り勝って今季4度目の表彰台を獲得。ヘイデンは今季5度目のトップ3入りを果たし、その後には、ダニ・ペドロサ、セテ・ジベルナウ、マルコ・メランドリが続いた。
3人による7位争いはトニ・エリアスが制し、ケニー・ロバーツ・ジェニア、玉田誠が続き、ジョン・ホプキンスがトップ10入り。5番グリッドからスタートした中野真矢は11位でフィニッシュした。
チャンピオンシップは、カピロッシがヘイデンと同ポイントに並んだが、開幕戦の優勝によりトップはカピロッシ。トップからメランドリは10ポイント差、ペドロサは13ポイント差となり、3戦ぶりにポイントを稼いだロッシはケーシー・ストーナーとともに34ポイント差となった。
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