|
|
|
|
ロッシ、2007年もヤマハワークスで戦う事を公式に発表 |
|
|
|
|
2006年6月1日
バレンティーノ・ロッシが2007年のMotoGPクラス(800cc)をヤマハワークスで走る事が正式に決定した。
ヤマハ発動機(株)は、バレンティーノ・ロッシとの現在の契約を2007年まで更新した事を6月1日に明らかにしている。以下にその公式発表の内容を示す。
------(以下、6月1日発行のヤマハ公式リリース)------
ヤマハ発動機は、バレンティーノ・ロッシが2007年もヤマハに残り、ヤマハ・ファクトリー・チームとして4年目のMotoGP世界選手権を戦う事を、喜びを持って発表させて頂きます。
2007年よりMotoGPは800cc化の新しい時代を迎えますが、ロッシはヤマハのグランプリへの挑戦とバイクの開発に今後も携わります。
ロッシは2年前のヤマハ・ファクトリーへの参加以来、大きな成功を手にして来ました。そして彼が走った全てのレースは真の感動を呼び起こしています。
このイタリア人ライダーは2004年、YZR-M1に初めて乗った年にチャンピオンシップを制し、またヤマハの50周年となった翌年の2005年にはさらに圧勝、ならびにチームとマニュファクチャーズにおいても年間タイトルを獲得するに致りました。
2006年は厳しい戦いとなり、一連の不運な出来事により現在までに1回のみの優勝となっておりますが、ヤマハは、ロッシが彼のホームグランプリであるムジェロから勝利への挽回を開始する事に全幅の信頼を置いています。
本日、ムジェロでの公式発表において、ヤマハ・モーター・レーシングのマネージング・ディレクターであるリン・ジャービスは、以下のコメントを発表致しました。
「まず初めに、バレンティーノがMotoGPに留まるという選択をしてくれた事を大変嬉しく思います。彼はモーターサイクル・レーシング界の偉大な大使であり、今やこのスポーツ全体のイメージにとって、かけがえの無い存在です。」
「彼は最も優れた才能を持ち、最も速いライダーであり、大志を頂く者たちの憧れであり目標です。」
「私たちは、彼の輝かしいMotoGPでの経歴が、2007年も続けてヤマハと共に歩む事を、この上ない喜びと感じています。ヤマハとバレンティーノは最高の関係を築いており、2004年にパートナーシップを結んで以来、共に偉大なる成功の喜びを分かち合ってきました。」
「また、これはヤマハファンにとっても大変に嬉しいニュースの筈です。バレンティーノの持つ世界規模の魅力の下に人々は次々と集まり、それが1つのヤマハ・ファミリーとして構成されるでしょう。」
「もちろん、バレンティーノが参加する上での最も重要な位置づけは、彼が2007年のヤマハ800cc開発プロジェクトをリードする立場にあるという事です。彼から得られる情報は大変に貴重なものであり、それにより来年も新しいバイクで年間タイトル獲得に向けての挑戦が出来る事を信じています。」
「バレンティーノとヤマハの両者は、この先にある新しい挑戦を共に続ける事になります。」
「また一方、私達の当面の目標は、彼に今年のMotoGP年間タイトルを防衛する上での手段を提供する事です。私達はバレンティーノが、ここまでの不運な序盤戦から脱して、今週の金曜日から始まる彼のホームレースのムジェロでの勝利により、年間タイトルに向けての挽回を開始すると固く信じています。」
また、27歳のタブリア出身者であるバレンティーノ・ロッシは、同時に以下の声明を発表しています。
「来年もヤマハで活動が続けられる事を大変に嬉しく思います。過去2年間のヤマハとの活動は私のレースキャリアの中では最高のものであり、今のチームに残れる事を非常に嬉しく思っています。」
「私の選択は正しいと信じます。また、来年の新しいクラスへの挑戦をヤマハと共に始められる事を心から楽しみにしています。」
|
|
|
|
|
|
|
|
|