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2006年5月29日
今週金曜日の6月2日より、フェラーリ社が所有するムジェロ・サーキットでMotoGPイタリア・グランプリが開催される。
■ここまでの調子をレースの結果に結び付けたいリズラ・スズキ
トルコでのクリス・バーミューレンのポールポジションから始まり、中国とル・マンに続く3回連続のフロントロースタートと、レースでのトップ集団に加わってのジョン・ホプキンスの快走は、今後のリズラ・スズキチームの活躍を大いに期待させるものだった。
今シーズン、スズキチームのレースにおける最高位はジョン・ホプキンスの中国での4位。あと一歩のところで表彰台は獲得できていない。
リズラ・スズキは、ここまでのチームの高い可能性をレースの結果として開花させるべく、ムジェロのレースに集中する予定でいる。
■過激な衣装?「リズラ・ガールズ」がムジェロに登場
5.2kmのロングコースを誇るムジェロは、低速コーナーと高速コーナーが入り混じったテスト等にも最適なコースレイアウト特性を持ち、ライダーとメカニックの両方にとって挑戦しがいのあるサーキットだ。
毎年熱狂的なファンが押しかけてライダーたちに声援を送るムジェロだが、ファンのみならず、ライダーたちもムジェロでのグランプリを心待ちにしているようだ。
さらに今年のムジェロには「リズラ・ガールズ」が登場する。革新的で過激な衣装を身にまとったこのリズラガールズは、MotoGPクラス決勝のスターティンググリッドに6月4日、日曜日の14時(日本時間21時)からお目見えする。
■デニング監督「ル・マンでジョンはGSV-Rの限界にチャレンジした」
リズラ・スズキチーム監督のポール・デニングは、二人のライダーの過激な走りがマシン性能の高さを示していると述べる。
「この過去数戦に、二人のライダーはリズラ・スズキGSV-Rの性能改善が進んでいる事をはっきり示してくれています。」とデニング監督。
「チームとファクトリーは全力をあげて働いていますし、さらにジョンとクリスの二人のライダーは可能な限り激しくマシンをライディングしています。これは表彰台を目指し、先頭集団に離されまいとバイクを限界までプッシュして転倒したル・マンでのジョンのライディングに表れています。」
「転倒後、ジョンはバイクを自ら起こしてピットに持ち込み、ポイントを獲得する為の強い意欲を示しました。彼のこうした行動は近いうちに結果として反映される筈です。」
「クリスは連続して3度目の彼にとって未知のサーキットに向かう事になります。ここでも彼は出来る限りの周回を重ね、高速で思い切りの良いライディングが要求されるムジェロの特性を学ぶ事になるでしょう。」
「ここまでに彼は新しい環境に素早く馴染める事を見せ付けています。私たちは前回まで、まるで悪天候に追い掛け回されているようでしたが、今度こそクリスが好きなだけドライの環境で走り込める事を期待しています。」
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