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250cc チャズ・デイビスの代りにフランコ・バッタイニ? |
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2006年5月26日
MotoGP250ccクラスに参戦中のカンペテーラ・レーシング・チームは財政難に苦しんでおり、これの解消策として近いうちに今期はSBKのベルトッチチーム(カワサキ)で活躍していたフランコ・バッタイニを新ライダーとして迎え入れるという噂がある。
開幕から中国GPまでの4戦は「ティチーノ・ホスティング・カンペテーラ・レーシング」としてMotoGP250ccクラスに参戦していたカンペテーラだが、前回のフランスGPからはメイン・スポンサーであったティチーノ・ホスティングがチーム名から消え、現在のエントリー名は「カンペテーラ・レーシング」となっており、IRTAテスト当初から難航していたスポンサーとの交渉が決裂した可能性が高い。
ヘレスで負った怪我を現在日本で治療中の関口太郎選手が所属する事で知られるカンペテーラ・レーシングだが、このスポンサー消失の問題を受け、関口選手のチームメイトであるチャズ・デイビスは危機的な経済難に陥っているらしい。
イタリアの有名ロードレースサイトであるmotograndprix.itの5月25日付けの記事によれば、カンペテーラ・レーシングは、予定していた持参金が用意できないチャズ・デイビスの代りに、昨年まではWCMからMotoGPに参戦し、今年は少なくとも前回のモンツァ戦まではSBKで走っていたフランコ・バッタイニを起用する事を検討中だという。
尚、SBKの5月23日の公式発表によれば、フランコ・バッタイニは既にSBKのベルトッチ・チームからは離脱しており、代りにWSSのライダーとして前々回のバレンシア戦に参戦していたジョシュア・ブルックスの起用が決定している。ブルックスは本日のシルバーストーンにおける第5ラウンドからSBKに参戦する予定だ。
チャズ・デイビスは英国crash.netで掲載している5月25日のコラムの中で「自分が走っていいのかどうかチームにははっきり宣告して欲しい。少なくとも、持参金が用意できる別のライダーをチームが見つけるまでは僕は走ると思う。ムジェロは走れるのかもしれない。」と述べているようだ。
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