 |
| |
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
２００６年５月２４日
開幕からフランスＧＰまでの５レースが終わり、本格的なヨーロッパラウンドに突入したMotoGPだが、ここまでは優勝者が毎回異なるという白熱したバトルが展開されている。
■先の読めなくなった2006年シーズン
現在までに複数回優勝しているのはフォルツナ・ホンダのマルコ・メランドリだけだが、ランキングトップは今シーズン優勝回数ゼロのニッキー・ヘイデンがキープし続けている。
また、ルーキーイヤーの序盤から優勝や表彰台を獲得しているダニ・ペドロサやケーシー・ストーナーなど若手の台頭が目立つ中、連続チャンピオンのバレンティーノ・ロッシがランキング８位に低迷する等、今後の展開に予想がつかない興味深い序盤戦となった。
さらにもう一つ興味深いのがリズラ・スズキチームの好調さだ。カタールでの２台揃ってのメカニカルトラブルの後、マシン改良に力を入れたリズラ・スズキ陣営は急激に調子を上げている。
カタール次戦のトルコＧＰではクリス・バーミューレンがポールポジションを獲得して決勝ではジョン・ホプキンスがタイヤトラブルが発生するまでは２位を走行、中国ではホプキンスが２番グリッドを獲得して決勝では４位、さらに前回のフランスではホプキンスが３番グリッドを獲得してレース序盤をトップで走行する等の活躍を見せている。
ホプキンスも「表彰台は時間の問題」と発言しているように、スズキチームの今シーズンへの意気込みは高いようだ。
■第３回アンケートの集計
さて、ここでは第三回のアンケートの集計値をお伝えしたい。カタールでの無残なリズラ・スズキチームの結果を受け、522人の方(票数871)にご協力頂いたアンケートの結果は以下の通り。
【質問】ホッパーがマシンを蹴った事について（複数可）
１位）絶対にやってはいけない行為だと思う。233票
２位）ホッパーに同情する。187票
３位）スポンサー（リズラ）に同情する。133票
４位）自分も一緒に蹴りたかった。127票
５位）ホッパーはショーマンだと思う（あれはパフォーマンス）。93票
６位）スズキに同情する。85票
７位）特に気にならない。13票
単純に１位を見ると「絶対にやってはいけない行為」とするホッパーに対しての厳しい意見が多い。しかしながら、投票者一人当たりの複数回答内容を見ると、２位の票と３位の票を組み合わせて投票する方も多く目立つ。
即ち、「絶対にやってはいけない行為だがホッパーには同情する。」や、「絶対にやってはいけない行為だがホッパーとスポンサーに同情する。」という意見が１位に投票した方の大半を占めたようだ。
４位の「自分も一緒に蹴りたかった」は単独票の方が目立ったが、中には１位と組み合わせて「絶対にやってはいけない行為だが自分も一緒に蹴りたかった。」という複雑な心情を表現する投票もある。いずれにしろ、好意的に見ればだが、４位はホッパーのみならずスズキも含めての応援票と解釈できない事もない。
５位は殆ど単独票である為、投票者の２割の方は、そもそもホッパーは本気でマシンを蹴っていないと思ったようだ。極少数となった７位の「特に気にならない」も単独票が大半を占める。
６位を見ると、同情されるという観点で最も票を集めなかったのは、カタールでマシンの耐久性に問題を抱えていたスズキのようだ。しかしながら、カタールでの出来事をきっかけに頑張り、大幅にマシンの耐久性を改善したとされる今であれば、票数は大きく変わったかもしれない。
■第４回目のアンケート実施
第４回目のアンケートとしては、冒頭で触れたバレンティーノ・ロッシの不調に関する投票箱を設置している。興味のある方はご参加頂ければ幸いである。
【質問】ロッシの不調の一番の原因はどれだと思いますか？
１）YZR-M1のチャタリング
２）ペドロサやストーナー等、若手の台頭
３）Ｆ１転向への葛藤
４）マックス・ビアッジの不在
５）トニ・エリアス
|
|
|
  |
|
 |
|
|
|
