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2006年5月21日
シリーズ第5戦フランスGPの決勝レースは21日、ルマンで行われ、マルコ・メランドリが今シーズン2勝目を飾った。
気温20度。路面温度29度。レースディレクションはウェット宣言をしたレースは、直ぐにドライコンディショインに回復すると、スタート直後にランディ・ド・プニエが転倒。クラッシュを回避したセテ・ジベルナウとコーリン・エドワーズが後退するアクシデントで幕開けした。
オープニングラップを6位で通過した7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5ラップ目にトップに浮上。2戦連続のポールポジションスタートのダニ・ペドロサとのアドバンテージを徐々に広げたが、21ラップ目にマシントラブルに見舞われ、2戦連続して戦列離脱を強いられた。
序盤はペースが上がらなかった5番グリッドのメランドリは、終盤にはペドロサよりも硬めのリアタイヤを選択したことが的中して、残り5ラップでトップに浮上。第3戦トルコGPに続き、今季2勝目、通算4勝目を挙げた。
6番グリッドからスタートしたロリス・カピロッシは、最終ラップにペドロサを抜き、今季3度目の表彰台を獲得。ケーシー・ストーナーはニッキー・ヘイデンとのバトルを制し、エドワーズが最後尾からポジションを挽回して6位でフィニッシュした。
13番グリッドの玉田誠は7位フィニッシュ。セテ・ジベルナウ、トニ・エリアス、クリス・バーミューレンがトップ10入り。ジャンプスタートでピットスルーを命じられた中野真矢は12位。オープニングラップを制したジョン・ホプキンスは3位走行中の10ラップ目に転倒。ピットインしたが、最後までレースを続けて15位で1ポイントを稼いだ。
チャンピオンシップはヘイデンが83ポイントで1位をキープ。メランドリとカピロッシが4ポイント差で続き、ロッシは43ポイント差の8位につける。
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