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2006年5月21日
シリーズ第5戦フランスGPの決勝レースは21日、ルマンで行われ、高橋裕紀が初優勝を飾った。
気温18度。路面温度19度のドライコンディションの中、4番グリッドの高橋はポールポジションのアンドレア・ドビツィオーソとオープニングラップから一騎打ちを展開。ゴールラインまでもつれこんだチームメイト同士の優勝争いを僅少0.098秒差で制し、世界舞台25戦目の挑戦で初旋風を巻き起こした。
ルマン初挑戦の青山周平は兄・博一と3位争いを繰り広げ、フル参戦5戦目で表彰台を獲得。ホンダ勢が表彰台を独占すれば、アプリリア勢のアレックス・デ・アンジェリス、ロベルト・ロカテリ、エクトル・バルベラ、マルコ・シモンセリ、シルバ・・ギュントーリ、ヤコブ・シュムルツがトップ10入りした。
8番グリッドから3位に浮上したホルヘ・ロレンソは8ラップ目にロベルト・ロカテリと接触転倒。今季2度目のリタイヤを喫した。
チャンピオンシップは、開幕から5連続表彰台を獲得したドビツィオーソが20ポイントを加算。92ポイントに到達すれば、バルベラは14ポイント差の2位、青山博一は17ポイント差に3位につけ、高橋が25ポイント差の4位に浮上した。
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