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2006年5月14日
シリーズ第4戦中国GPの決勝レースは14日、上海国際サーキットで行われ、ダニ・ペドロサが初優勝を飾った。
気温31度。路面温度26度のドライコンディションの中、最高峰クラス挑戦4戦目で史上3番目の若さでポールポジションからスタートした元250ccクラス王者のペドロサは、オープニングラップで4位までポジションを落としたが、10ラップ目にはトップを奪回。
チームメイトのニッキー・ヘイデンのプレッシャーを最後まで耐え抜き、阿部典史が1996年日本GP(鈴鹿)で樹立した史上最年少優勝2番目(20歳と227日)の記録に並んだ。同時にイタリア人ライダーたちの連勝記録を絶ち、24戦ぶりにスペイン国歌が流れた。
ヘイデンは開幕から4戦連続、昨年の第14戦カタールGPから8戦連続の表彰台を獲得。序盤にレースをリードしたコーリン・エドワーズは、昨年の第8戦アメリカGP以来13戦ぶりにトップ3入りを果たすと、もう1人のアメリカ人ライダー、ジョン・ホプキンスは自己最高位となる4位でフィニッシュ。ケーシー・ストーナーがトップ5入りした。
昨年は負傷のために同グランプリを欠場した玉田誠は、11番グリッドから徐々にポジションを上げると終盤にはマルコ・メランドリを抜いて、今季最高位となる6位でゴール。
中野真矢はロリス・カピロッシ、セテ・ジベルナウに続き、10位でチェッカーを受けた。
チャンピオンシップは、ヘイデンが20ポイントを加算。通算72ポイントで、カピロッシに13ポイント差、ペドロサに15ポイント差のアドバンテージを得ている。中野は9位、玉田は11位に位置する。
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