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2006年5月11日
上海サーキット内には、中国江南を代表する庭園の豫園(ユイユアン)を模して作られた庭園があり、中国古典庭園の雰囲気を堪能できる場所となっている。
■上海が得意なストーナー、エンジンパワーに期待するケニー
ホンダLCRのケーシー・ストーナーは、昨年の中国GP250ccクラスでポール・トゥー・ウインの快勝を見せている。250ccクラスで調子の良かったサーキットは今期のMotoGPクラスでも好調のストーナーだけに、明日からの中国GPでの活躍にも注目が集まりそうだ。
また、もう一つのホンダ勢であるチームロバーツのケニー・ロバーツ・ジュニアは、昨年まではライバルと比較してエンジンパワーが足りない事に悩んだスズキでのレースを振り返り、今年はホンダのRCVエンジンが有利な状況に導いてくれる事を望んでいる。
■MotoGPバイクでは上海の印象が異なるとストーナー
開幕からの3戦でポールポジションと2位表彰台を獲得した絶好調のMotoGPルーキーであるケーシー・ストーナーは、上海サーキットをMotoGPクラスで走った場合、250ccクラスで走った時の印象とは異なるだろうとコメントしている。
「去年の上海は本当に楽しめましたが、多分MotoGPバイクで走ると狭くてコーナーが多く感じるでしょうね。」とストーナー。
「バイクのベースセッティングは上々ですし、上海でもいいレースが出来ると思います。チームはセッティング作業にとても優れているんです。」
「トルコではタイヤが減ってからも速く走れましたから、中国でも前回と同じくらいの成績が取れるといいですね。それには現実的になって作業を進めなければいけませんが。」
■中国でマシン開発を進め、ル・マンに備えたいとケニー
ケニー・ロバーツ・ジュニアは、中国GP翌週から始まる本格的なヨーロッパラウンドから使用する新型シャシーに期待を高めており、中国では着実に開発を進めておきたいとしている。
「ル・マンから使用するシャシーなら、本来のエンジンパワーを最大限に引き出せます。」とケニー。
「中国では今できる事を着実にこなしたいと思います。」
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