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2006年4月30日
シリーズ第3戦トルコGPの決勝レースは30日、イスタンブールパークで行われ、マルコ・メランドリが今シーズン初の旋風を巻き起こした。
気温16度。路面温度21度のドライコンディションの中、ホンダ勢4台は序盤をリードしたセテ・ジベルナウを11ラップ目に一気に捉えると、最終ラップまで優勝争いを展開。3位走行中のダニ・ペドロサがローサイドで転倒すると、メランドリが史上最年少勝者を狙ったケーシー・ストーナーを12コーナーで抜き去り、昨年初優勝した舞台で通算3勝目を挙げた。
20歳のストーナーは最高峰クラス初の表彰台を獲得。ニッキー・ヘイデンは通算50戦目で7戦連続のトップ3を果たし、ホンダ勢が2004年第8戦ドイツGP以来となる表彰台独占を飾った。
最高峰クラス通算100戦目を11番グリッドで迎えたバレンティーノ・ロッシは、2ラップ目に14位まで後退したが、上位陣と同タイムでポジションを奪回すると、最後はヘイデンに0.751秒差まで接近。4位でフィニッシュして、史上最多のポイント獲得者となった。
通算100戦目のスタートとなったトニ・エリアスは、12番グリッドからロッシをピッタリとマーク。5位でチェッカーを受ければ、最終ラップにポールポジションのクリス・バーミューレンを抜いたロリス・カピロッシが8位。中野真矢、コーリン・エドワーズが続き、玉田誠は最終ラップにジベルナウを抜いて、トップ10入り。ペドロサはレースに復帰して、14位でフィニッシュした。
チャンピオンシップは、開幕から3戦連続表彰台のヘイデンが52ポイントでトップに浮上。カピロッシが51ポイント、メランドリが45ポイント、ストーナーが41ポイント、ロッシが40ポイントで追う。中野と玉田は8位と12位につけた。
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